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通信制高校に転入する理由は何?やっぱり不登校が多いの?

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通信制高校への転入(編入)の条件や理由|全日制からの転入メリットを紹介

入学

全日制高校に入学する生徒の多くは、中学校卒業後に入試を受けて進学する「現役生」がほとんどです。

しかし、通信制高校の場合は、中学校卒業後に進学する新入学以外に転入や編入する人も多くいます。

今回は全日制から通信制高校へ転入(編入)する理由や割合、メリットなどを紹介していますので参考にして下さい。

動画で記事の内容を簡潔に解説中!

通信制高校へ入学(転入)する条件はある?

学校によっては特定の都道府県じゃなければ入学できない

例えば都立の通信制高校の場合、東京都に住んでいる、または東京都で働いている場合でなければ入学できない学校があります。

また、そこまで限定的じゃなくても東京都、神奈川県、千葉県といった近隣の県からしか入学できない学校は多いです。

ただ学校によっては全国どこからでも入学を受け付けているケースもありますので、まずは無料の資料請求をしたり公式にお問い合わせをすると良いでしょう。

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年齢の制限は特にない

普通の学校であれば年齢制限がありますが、通信制高校の場合は中学校、またはそれに準ずる学校を卒業していたり、それと同等以上の学力があれば入学することができます。

もっとも多いのは19代ですが、中には20代や最高で80代で通信制高校に通い、卒業した方もいます。

そのため年齢は特に気にしなくても良いでしょう。実際、先日は80歳の女性が通信制高校を卒業したとしてニュースになっていました。

通信制高校へ入学(転入)する方法

新入学で通信制高校に入る

新入学は、中学校を卒業後、全日制高校を受験するのと同じように通信制高校に願書を提出して、必要な試験などを受けて入学するというものです。

新入学の募集時期は学校によって多少異なりますが、ほとんどの学校で1月~4月ごろに募集があります。学校によっては入学式を行うところがあります。

転入で通信制高校に入る

転入は全日制高校に在籍している人が、違う学校に移籍することを言います。「転校」と同じイメージですね。

1年生の単位を修得していれば、2年生から転入してその単位を引き継げるところが多いようです。そのため、全日制高校に転入する場合は、同級生と同じ年次に卒業ができます。

通信制高校に転入する場合も、そのタイミングによっては在籍していた高校の単位を引き継ぐことが可能です。

編入で通信制高校に入る

編入は、すでにほかの高校を中途退学した生徒が別の学校に途中から入ることを言います。

この場合も過去に修得した単位を引き継ぐことが可能です。

補足:入学・転入・編入の違い

  • 入学:最初からその通信制高校に通うこと
  • 転入;別な学校の在籍中に手続きをして別の学校に入学すること
  • 編入:今の学校を中退して別な学校に入学すること

入学は小学校や中学校で経験しているはずなので説明は省きます。

転入は多くの通信制高校でいつでもすることができ、単位の引き継ぎも行えるケースが多いです。

一方で編入は1月、4月、10月など特定の月にしか受け付けていない高校も多く、単位の引き継ぎもできないケースがあります。

東京都立通信制高校の場合

東京都立の通信制高校の場合、転入の募集時期は3月、8月、12月の年3回で、基本的に転入前と同じ課程、同じ学科間であることとなっています。

また、編入は高校で1年以上の課程を修了していることが条件で、募集時期は3月の年に1回だけです。

転入も編入も、それぞれに在籍していた高校の単位修得証明書などが必要になります。

通信制高校に転入(編入)する主な理由とは?

では、全日制高校から通信制高校に転入(編入)する人の理由は何なのか、見ていきましょう。

東京未来大学の同じ研究チームでは、通信制高校に入学した理由について調査しています。

これは新入学、転入、編入を含めたすべての生徒の回答ですが、まずはそれを見てみましょう。

入学の理由 人数 割合
学習時間・ペース上の理由 271人 36.8%
学力上の理由 241人 32.7%
前校での不適応 189人 25.7%
友人関係上の理由 106人 14.4%
心の病気 83人 11.3%
仕事上の理由 54人 7.3%
家庭上の理由 45人 6.1%
身体の病気 44人 6.0%
金銭的な理由 36人 4.9%
年齢上の理由 33人 4.5%
その他 91人 12.4%

全日制高校が合わなかった人が通信制高校に入るケースが多い

この調査結果から、一度は全日制高校に入ったものの学習時間や学力上の理由など、学習に関する理由で通信制に転入する方が最も多いようです。

また、「前校での不適応」や「友人関係上の理由」などの理由で通信制高校に入っている人が多いことがわかります。

これらの理由は無理に我慢してもうつ病などになるリスクがあるため、通信制に転入して正解と言えるでしょう。

全日制高校で不登校になる理由

また、全日制高校で不登校になる生徒が多くいます。文部科学省の調査によると、不登校の理由としては次のものがあります。

(平成28年度 「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」全日制の国公私立高校を対象に複数回答)

不登校になった原因 人数 割合
いじめを除く友人関係をめぐる問題 3,835人 67.5%
入学・転編入学・進級時の不適応 294人 9.6%
学業の不振 412人 7.2%
家庭に係る状況 376人 6.7%
クラブ活動・部活動等への不適応 294人 5.2%
進路に係る不安 208人 3.7%
教職員との関係をめぐる問題 200人 3.5%
学校のきまり等をめぐる問題 143人 2.5%
いじめ 77人 1.4%

不登校の原因は友人関係

いじめで不登校になる人は少なく、いじめ以外の友人関係をめぐる問題が不登校の原因になっている人が多いことがわかります。

せっかく高校に進学し、将来のために勉強しようと思っていても、友人関係が悪化して登校できなくなると、高校卒業が難しくなります。

国も学校復帰・学業支援を進めている

文部科学省では不登校生徒の学校復帰や学業を支援する取り組みを進めています。

例えばスクールカウンセラーを配置したり、教育支援センター(適応指導教室)を設置したりといった取り組みがあります。

また、通信の方法を用いた教育によって36単位を上限にして単位認定を行うことを可能にしています。

実際、全日制高校に入学した生徒のうち、編入学や再入学した人もたくさんいます。その中には通信制高校を選択するケースが一番多いと言われています。

全日制高校から通信制高校に転入(編入)するメリット

全日制高校で不登校になり、長期に休んでしまうと挫折感を味わうかも知れません。しかし、そのままでは卒業できず学歴が「中卒」となり、就職などで不利になります。

不登校になるにはさまざまな理由があり、決して恥ずかしいことではありません。気持ちを切り替えて、通信制高校で再スタートしてみるといいでしょう。

全日制高校から通信制高校に転入するメリットは、次のようにたくさんあります。

単位が引き継げる

すでに全日制高校で修得した単位があれば、それを通信制高校に引き継げます。通信制高校を卒業するには3年以上在籍して、74単位を修得しなければなりませんが、全日制高校で24単位修得していれば、残り50単位を修得すればいいということになります。

(単位の引き継ぎに関しては学校や生徒の状況によって異なります。事前にご確認ください)

学費は必要な単位によって異なる

通信制高校では単位制を採用しているところが多いため、学費は◯◯円×単位数となることが多いです。

そのため転入前にある程度の単位を取っていれば通信制の学費や安くなりますし、必要な単位が多ければ学費も高くなります。

ただ令和2年以降は通信制高校であっても就学支援金を受け取れるので、家庭の状況によっては実質無料で通信制に転入することも可能です。

無償とまではいかなくでも世帯年収が910万以下であれば、かなり安く通信制高校に転入することができます。

その辺りの無償化の詳細については以下の記事で紹介していますので、気になる方はこちらを参考にして下さい。

不登校経験者でも安心して学べる

通信制高校では毎日の登校がなく、ほとんどが自宅学習になります。不登校で人とかかわるのが苦手になったという人や引きこもり傾向の人でも、誰にも会わずに勉強を進められます。

ただ、年に数回は学校に登校してスクーリングに参加する必要があります。その場合も個別指導の形を取ってくれる学校があるので、相談してみましょう。

また、学校によっては不登校や引きこもりの相談にも応じてくれます。将来就職することも考えて、相談してみるといいでしょう。

学年の途中からでも転入が可能

通信制高校の新入学の受け入れは、公立校ならば年に1回、私立校なら年に2回というところが多いようです。しかし、多くの通信制高校では転入は随時受け入れています。

これは全日制高校の転校と同じ意味合いなので、全日制高校で不登校を続けるよりも早くに決断して通信制高校に転入する方向を選択するといいでしょう。

しかも、途中での転入でも教室での一斉授業はほとんどないので、クラスになじめるだろうかといった心配が不要です。

不登校の生徒でも通いやすい

通信制高校には週3日~週5日登校するスタイルの学校もあります。見た目は全日制高校と同じですが、カリキュラムは通信制高校のものになっています。

そのため、朝は比較的ゆっくりの時間でスタートするとか、午前、午後ともに授業は2時間だけなど、ゆったりとした時間配分になっているところが多いようです。

不登校で生活のリズムが狂ってしまった人でも、ゆっくりと規則正しい生活に戻していけます。そういう意味でも不登校の生徒でも通いやすい環境だと言えるでしょう。

同じ境遇の人が多い

通信制高校で学ぶ生徒には、過去(または現在も)不登校で悩む人が多くいます。全日制高校の中では少数派だった人でも、通信制高校に行けば同じ悩みを持つ人が多いので安心して勉強ができます。

普段は顔を合わせる機会は少ないのですが、スクーリングなどで一緒になることがあります。お互いの気持ちを理解できるので、いい友達関係が作れるでしょう。

他の生徒から刺激を受ける

通信制高校を選択する人はさまざまで、中には働きながら勉強する人やスポーツや芸能活動をしながら高校卒業を目指す人もいます。そういう人とスクーリングで一緒になることで、多くの刺激が受けられます。

ユニークな授業が多い

通信制高校には、全日制高校にはないユニークな科目(コース)があります。軽音楽やアニメなど部活動の延長のような授業もあれば、ネイル、声優、プログラミングなど将来の職業に役立つコースも多く準備されています。楽しく学びながら夢の実現に向かっていけます。

通信制高校にはこのように多くのメリットがあります。現在、不登校で悩んでいる人は、通信制高校への転入を考えてみてはいかがでしょうか。

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全日制から通信制高校に転入(編入)する人の割合

次に通信制高校に転入(編入)する人はどれくらいいるのか、見てみましょう。

全日制から通信制高校に新入学する人は半数以下

東京未来大学の研究チームが2014年に広域の通信制高校の生徒(主に関東圏のキャンパスに所属する者・平均年齢17歳)に対して新入学か転入・編入かの調査を行い、約750人から回答を得たデータがあるのでご紹介します。

入学形態 人数 割合
新入学 333人 45.3%
転入 289人 39.3%
編入 113人 15.4%

通信制高校は編入より転入する人の方が多い

上の調査結果でもわかる通り、約45%は新入学の人ですが、約40%は転入学の人です。

調査対象の平均年齢が17歳前後ということなので、全日制高校(または定時制高校)から通信制高校に転入して、新たな一歩を踏み出している人が多いと言えます。

通信制高校への転入(編入)理由まとめ

全日制高校から通信制高校へ転入する方は非常に多いです。

また、通信制高校は自宅学習や少人数、マンツーマンでの学習が中心なので、前の学校で人間関係や学習で悩みがあった方でも安心して進学することができます。

不登校の場合でも転入することですでに取得している単位を引き継げるので、無理なく高校卒業して高卒資格を得られます。

気になる方は以下から代表的な数十の通信制高校の資料を無料で請求することができますので、まずは確認してみてはいかがでしょうか。

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