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通信制高校の平均年齢は19歳。公立で21歳、私立で17歳です

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通信制高校の生徒の平均年齢は?何歳まで学べる?

3世代

様々な理由から自分の年齢が気になって、高校に入学や転入ができない。できるか不安という方は多いです。

そこで当記事では通信制高校の生徒の平均年齢や年齢層、通信制高校では何歳まで学ぶことができるのか紹介しています。

通信制高校は何歳まで学べる?

結論から言ってしまうと、通信制高校は何歳であっても入学・転入して勉強を学ぶことができます。

年齢制限は一切ありません。実際、2021年には80代の方が通信制高校を卒業し、話題になったことがありました。

どんな年齢であっても堂々と学ぶことができるのは、通信制高校の大きなメリットと言えるでしょう。

統計から見る通信制高校生の平均年齢や年齢層

文部科学省の「学校基本調査」によると、通信制高校に在籍する生徒の平均年齢は19歳です。

ただこの数字は公立と私立で多少違いがあり、公立では21歳、私立では17歳となっています。この点について下記で詳しく見ていきましょう。

参考:文部科学省の学校基本調査

公立通信制高校の生徒の年齢層

文部科学省が実施した「学校基本調査」の平成29年度のデータを見ると、公立通信制高校の各年代の生徒数と割合は以下のようになっています。

年齢 生徒数 割合
15歳 3,612人 6.1%
16歳 6,084人 10.2%
17歳 8,808人 14.7%
18歳 7,890人 13.2%
19歳 5,849人 9.8%
(15歳~19歳合計 ) 32,243人 54.0%
20歳~24歳 15,776人 26.4%
25歳~29歳 5,404人 9.0%
30歳~39歳 4,238人 7.1%
40歳~49歳 1,157人 1.9%
50歳~59歳 443人 0.7%
60歳以上 457人 0.7%

17歳がもっとも多いですが、全体的に見ると10代の生徒は約半数です。

私立より平均年齢が高いことからも分かる通り、20代以上の生徒が数多く在籍しています。

この点から、年齢を理由に定時制高校への通いにくさを感じている方は、公立の通信制高校に転入するのも一つの手と言えるでしょう。

私立の通信制高校の生徒の年齢比率

同じく文部科学省の「学校基本調査」によると、私立の通信制高校の場合は以下のように公立と比べて10代が圧倒的に多くなっています。

年齢 生徒数 割合
15歳 27,141人 22.1%
16歳 34,895人 28.4%
17歳 42,067人 34.3%
18歳 9,749人 7.9%
19歳 2,951人 2.4%
(15歳~19歳合計 ) 116,803人 95.1%
20歳~24歳 3,667人 3.0%
25歳~29歳 1,003人 0.8%
30歳~39歳 809人 0.6%
40歳~49歳 322人 0.2%
50歳~59歳 84人 0.06%
60歳以上 109人 0.9%

このように公立と私立では年齢の構成に違いがあるものの、どちらも30代未満が多数ということがわかります。

ただ、少数派ですが40代、50代、60代といった年代の人も勉強しています。

通信制高校は全日制、定時制のように教室で生徒が一斉に授業を受けるわけではありません。基本は自宅での学習とレポート提出です。

学校に通う(スクーリング)のはコースによりますが、年に数回、月に1回、週に1回と全日制や定時制の高校と比較してかなり少ないです。

通っている生徒自体は10代が中心ですが、そもそも会う機会が少ないので年齢を気にせず勉強をできるのが通信制のメリットだといえます。

通信制高校の入学条件

文部科学省では通信制高校の入学資格を次の通りとしています。(なお、この入学資格は全日制高校・定時制高校でも同じです。)

  • 中学校(または特別支援学校中等部)を卒業した人、または卒業見込みの人
  • 外国で学校教育における9年の課程を修了した人
  • 中学校を卒業した人と同等以上の学力があると認定された人

定時制高校の年齢層・平均は?

10代が圧倒的に多い

よく転入先の候補として通信制高校と比較対象となる定時制高校の年齢層についても調査しました。

文部科学省の「定時制課程・通信制課程高等学校の現状」という調査によると、もっとも多いのは15歳、16歳の方でした。

定時制高校に1年生として在籍する約52,000人の生徒のうち、15歳は30,665人、16歳は8,810人もの方がいます。

これは全日制を中退・退学した後にすぐ定時制に転入している生徒が多いためだと思われます。平均年齢も16~17歳となります。

その他の生徒も多くは10代でした。20代は10%にも満たず、30~51歳以上は全てを足しても2%ほどです。

20代以降でも気にせず入学可能

とはいえ定時制高校は20代以降でも問題なく入学することができますし、学校側も年齢が近い人は席も近くにするなどの配慮をしてくれます。

少数ですが20代や30代の方も通っています。

とはいえ、20代や30代で定時制高校に入学することへ抵抗感を覚える人もいるはずです。

その場合は定時制高校よりも様々な年齢層の方がいる、通信制高校に入学するのも良いでしょう。通信制高校は60代や70代、時には80代の人も高卒資格を取るために入学しています。

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さまざまな年代の人が通信制高校を選ぶ理由

通信制高校の学校数は平成4年には90校でしたが、その後年々増えていき平成24年には217校にまで増加しています。

それに合わせて少子化にも関わらず生徒数も多くなっており、現在は約20万人もの生徒が通信制高校に通っています。その背景や理由を探ってみましょう。

文部科学省の調査による「通信制高校に入学した動機や理由」によると、次のような結果が出ています。

  • 高等学校の卒業資格が必要だと思ったから……45.8%
  • 自分のペースで学習が進められると思ったから……17.7%
  • 健康・身体的理由により毎日通学することができないので……8.6%
  • 経済的に働く必要があったから……5.4%
  • 全日制高校を受験したが、合格しなかったから……5.2%
  • 経済的には問題がないが、働きながら学ぶことに意義があると思ったから……3.9%
  • 時間にゆとりを持って勉強したいと考えたので……3.1%
  • 全日制高校を受験したかったが、合格する自信がなかったから……2.9%
  • 時間にゆとりができたので、勉強したいと思ったから……1.6%
  • その他……5.9%

このように半数近くの方は「高校卒業資格を得たい(必要だと感じた)」という理由で通信制高校を選んでいます。

これは親に言われて高卒資格を取るために入学したり、中卒or中退で働き始めたもののいざ社会に出ると高卒資格の必要性を認識したという方が多いです。

通信制高校に入学する人の種類

また、通信制高校に入るのは次のような人が多いです。

  1. 全日制高校からの転校(転入)した人
  2. 全日制高校を退学してから中途入学(編入)した人
  3. 中学時代に不登校や引きこもりだった人
  4. 仕事やアルバイトをしながら高校卒業を目指している人
  5. 芸能、スポーツ、音楽などの活動をしながら高校卒業を目指している人
  6. 学校以外のことに時間を注ぎたい人
  7. 経済的な事情から高校に進学できなかった人
  8. 中学校卒業後に出産や子育てがあり高校に入学できなかった人
  9. 過去に高校で勉強したことのない社会人
  10. 働き始めてから高卒資格を取りたくなった社会人

通信制高校はいじめや学業不振といったネガティブな理由から通う人が多いイメージですが、最近はスポーツや芸能界で活躍していて全日制に通う時間のない方が通信制高校を卒業する事例も多くなっています。

通信制高校なら毎日登校しなくても自分のペースで学習できるため、練習や試合、芸能活動などで忙しい人でも高校卒業できるというメリットがあるからです。

社会人やシニアにおすすめの通信制高校

集中スクーリングがあるルネサンス高等学校

通信制高校は卒業の要件として「スクーリングや特別活動(学校行事など)に30時間以上出席すること」というものがあります。

働いていない10代なら時間はたっぷりあるのでスクーリングの時間が取れますが、社会人として働いている場合はスクーリングの時間を確保することが困難です。

そこでおすすめなのが、ルネサンス高等学校の「集中スクーリング」です。

ルネサンス高等学校は毎月のスクーリングがない代わりに、夏期休暇や冬期休暇を利用して年に1~2回、4~5日の宿泊してスクーリングを受けることができます。

一度の宿泊で卒業に必要なスクーリング条件を満たすことができ、あとは自宅学習とレポートの提出をして単位を取得すれば卒業できるので社会人やシニア層に非常におすすめです。

ルネサンス高等学校以外では、北海道や九州などの遠隔地に本校がある学校でよく実施されています。

オンライン学習が充実している第一学院高等学校

働きながら勉強するのは実際にやってみるとかなり大変です。仕事で疲れ切ってしまい勉強しようなんて思えない日もあれば、残業で教科書を広げる時間が取れないということもあると思います。

そんな時に便利なのが、ネット学習が充実している第一学院高等学校です。教科書じゃなく、スマホやタブレット端末で単位取得の勉強ができます。

質問もネットを通じてできますし、課題やレポートもネットで提出できるので、忙しく働く人にとっては大変便利です。

通勤時間や仕事の休憩中など、学びたい時にすき間時間を見つけて学習を進められます。

第一学院高等学校は個別に担任がつくので、不明点などがあれば端末からいつでも先生に質問することもできます。登校日数が年に数回というのも、社会人やシニア層には便利です。

子どもがいる場合;託児サービスのある通信制高校

子育て中の人にとって問題なのはスクーリングですが、通信制高校の中にはスクーリング時に託児を行っているところがあります。

残念ながら私立通信制高校には託児サービスつきの所がほとんどありませんが、以下の通り公立校には託児が可能な通信制高校が多いです。

預けられる子供の年齢は高校によって異なりまづが、満1歳から6歳(就学前)が基本です。勇志国際高等学校のみ、私立となっています。

学校名 場所
東京都立新宿山吹高等学校 東京都新宿区
東京都立砂川高等学校 東京都立川市
横浜修悠館高等学校 神奈川県横浜市泉区
前橋清陵高校 群馬県前橋市
茨城県立水戸南高等学校 茨城県水戸市
長野西高等学校 長野県長野市
松本筑摩高等学校 長野県松本市
大阪府立桃谷高等学校 大阪府大阪市
京都府立朱雀高等学校 京都市中京区
三重県立北星高等学校 三重県四日市
勇志国際高等学校 熊本県天草市

なお、もし子供が生まれる前に高校に通っていた時期があれば、そこで取得した単位が卒業単位として認定されます。

卒業までの修得単位数が大きく軽減されますし、単位の移行は先生や学校長の許可がいるので必ず以前に通っていた確認しましょう。

ネット学習に対応している学校もおすすめ

託児サービスつきの通信制高校は限られていますので、入学が難しい場合は子育て中の方にもネット学習のできる通信制高校がおすすめです。

子育ての合間にスマホやタブレット、PCなどを活用して学習を進められます。

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シニアの場合:ヒューマンキャンパス高等学校

ヒューマンキャンパス高等学校は、自分のペースで勉強を進めることができるのが特徴です。

また、自宅学習もできるのはもちろん、全国に40以上のキャンパスがあるのでスクーリングをする際も自宅の近くに無理なく通えます。

40以上の分野について学べる

最近は元気なシニア層が増えているので、通信制高校でもさまざまなことに挑戦するケースが増えています。

ヒューマンキャンパス高等学校ではメイクやイラストのような若者が学ぶ分野から、音楽や芸術、各種スポーツ、英会話といった老後の生活を彩るスキルを学ぶこともできるのです。

若いころに高校に進学できなかったシニアの方の入学が非常に増えていますので、ぜひ通信制高校で卒業を目指してみましょう。

入学に必要な資料や情報や無料で請求できる資料に載っていますので、いくつか気になる学校の資料を取り寄せて比較検討してみると良いでしょう。

旅行気分でスクーリングができる学校もある

私立の通信制高校の中には北海道や沖縄、屋久島などに本校があり、そこで4~5日宿泊してスクーリングを受けるところもあります。

旅行気分が味わえる上に、当時できなかった修学旅行を楽しむことができます。

ただし、体験学習の中には10代向きのため体力が必要なものもあるので、事前に内容を確認しておきましょう。

例えば「高野山高校」では世界遺産の高野山で集中スクーリングを実施しています。宿泊は高野山の宿坊を利用できるので、歴史や史跡に興味がある人にはおすすめです。

通信制高校の生徒の平均年齢まとめ

通信制高校で学ぶ生徒の平均年齢は公立で19歳で、私立で17歳となっており生徒の大半が10代です。

ただ、通信制高校には年齢の上限がないため、20代はもちろん社会人やシニアでも入学できます。

働きながら通信制高校に通うことを検討している方は、必ず資料請求をしてネット学習ができるか、スクーリングの場所と回数は無理がないか、通う時期は繁忙期じゃないかよく確認しておきましょう。

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