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プログラミングを学べる高校の4つの道と、学校の例・学費の仕組み・進路

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プログラミングを学べる高校|通信制のコース・学科の違い・学費・進路

プログラマー

高校でプログラミングを学ぶ道には、全員が履修する情報Ⅰ、工業科などの専門学科、高等専門学校、通信制高校のコースの4つがあります。プログラミングに多くの時間を使いたい人は、専門学科や高等専門学校、通信制高校のコースを比べます。

このページでは、4つの道の違い、通信制高校の学校の例と校舎の早見表、未経験で確かめること、スクールとの違い、学費の組み立て、資格と進路を紹介します。

学校の順位ではありません。各校の紹介は、2026年11月時点の公式サイトによります。

高校でプログラミングを学ぶ4つの道

4つの道は、学ぶ量と通い方が違います。

道 学ぶ形 通い方
必履修の情報Ⅰ 全員が履修する科目の中で学ぶ 在籍する高校のまま
工業科などの専門学科 専門の科目として学ぶ 全日制などの高校に通う
高等専門学校 5年一貫で専門科目を学ぶ 中学校を卒業して入学する
通信制高校のコース 卒業の学習に加えて学ぶ コースで週1日から週5日など

必履修の情報Ⅰ

プログラミングは、全員が履修する情報Ⅰの中で学びます。情報Ⅰは2単位で、どの生徒も履修します。学ぶ内容の一つが「コンピュータとプログラミング」で、普通科でも通信制高校でも同じです。

出典:文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)』

工業科などの専門学科

高校でプログラミングをまとめて学ぶ学科には、工業に関する学科や、情報に関する学科があります。学習指導要領には、工業の科目に「プログラミング技術」、情報の科目に「情報システムのプログラミング」があります。

どの科目を開くかは学校で違うので、志望する高校の教育課程で確かめます。

出典:文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)』

高等専門学校

高等専門学校は、高校と同じく中学校を卒業した人が入学する学校で、5年一貫で学びます。全国に国公私立合わせて58校あります。高校ではなく、実践的・創造的な技術者を養成する高等教育機関です。

出典:文部科学省『高等専門学校(高専)について』

通信制高校のコース

プログラミング・ITコースは、高校の卒業に必要な学習に加えて、専門の授業として学ぶものです。登校の日数を選べる通信制高校なら、コースに使う時間を取りやすくなります。

通信制高校の仕組みは、以下の記事で解説しています。

プログラミングコースのある通信制高校の例

公式サイトでコースの名前と校舎を確かめられた学校の例です。

校舎の早見表

通える校舎を地域ごとにまとめました。

地域 学校 校舎
全国 ルネサンス高等学校 オンライン
全国 N高等学校 ライブ配信の授業
北海道・東北 ヒューマンキャンパス高等学校 札幌駅前、仙台第二・仙台駅前
関東 ヒューマンキャンパス高等学校 川崎、大宮第二・大宮東口、秋葉原第二・秋葉原東、横浜・横浜西口、立川
関東 クラーク記念国際高等学校 柏、所沢、横浜、CLARK NEXT Akihabara
関東 大原学園美空高等学校 東京水道橋本校(ゲームプログラミング専攻)
中部 ヒューマンキャンパス高等学校 静岡・静岡駅前
中部 クラーク記念国際高等学校 名古屋校
近畿 ヒューマンキャンパス高等学校 京都・京都四条通、大阪・大阪心斎橋、神戸・神戸三宮
近畿 神村学園高等部 京都学習センター 京都学習センター
中国・四国 ヒューマンキャンパス高等学校 広島第二・広島八丁堀、高知
九州・沖縄 ヒューマンキャンパス高等学校 福岡第二・福岡天神、那覇

校舎は2026年11月に各校の公式サイトで確かめました。ヒューマンキャンパス高等学校はプログラミング専攻の校舎です。おおぞら高等学院はキャンパスによって異なるので、各キャンパスに確かめます。

ルネサンス高等学校

プログラミングコースは専門コースで、全国からオンラインで受けられます。高校生向けエンジニア教育のテックキャンプ 高等学院と提携しています。

出典:ルネサンス高校グループ『プログラミングコース』

ルネサンス高等学校の特徴は、以下のページで解説しています。

N高等学校

課外授業のプログラミング講座は、ドワンゴのエンジニアがカリキュラムを監修し、講師を務めると案内しています。株式会社ドワンゴの新人研修をもとにしたライブ配信の授業で、過去の授業はアーカイブで見られます。年に2回、プログラミングコンテストがあります。

出典:N高等学校『プログラミング』

N高等学校の特徴は、以下のページで解説しています。

ヒューマンキャンパス高等学校

プログラミング専攻、パソコンIT(情報処理)専攻、AI・ロボット専攻があり、どれも専攻です。受けられるのは順に15か所、10か所、9か所の学習センターなどです。プログラミング専攻では、パソコンの基礎から、アルゴリズムやプログラミング言語、Webアプリの開発までを学びます。

出典:ヒューマンキャンパス高等学校『プログラミング専攻』、同『パソコンIT(情報処理)専攻』、同『AI・ロボット専攻』

ヒューマンキャンパス高等学校の特徴は、以下のページで解説しています。

クラーク記念国際高等学校

プログラミング専攻は名古屋校・柏・所沢・横浜の4校舎で、横浜キャンパスのページの語は「プログラミングコース」です。先端プログラミングは CLARK NEXT Akihabara にあります。どちらも専攻です。柏キャンパスは、基礎講座や資格取得の支援も案内しています。

出典:クラーク記念国際高等学校『柏キャンパス』、同『CLARK NEXT Akihabara』

クラーク記念国際高等学校の特徴は、以下のページで解説しています。

おおぞら高等学院

おおぞら高等学院は、通信制高校 屋久島おおぞら高等学校のサポートキャンパスです。みらい学科のプログラミングコースは専門コースで、ロボットプログラミングを3年間で段階的に学びます。コースの設置はキャンパスによって異なります。

出典:おおぞら高等学院『プログラミングコース』

大原学園美空高等学校

週5日コースの専攻クラスに、情報IT専攻とゲームプログラミング専攻があります。どちらも専攻です。ゲームプログラミング専攻は東京水道橋本校だけで、情報IT専攻は校舎の限定の記載がありません。

出典:大原学園美空高等学校『週5日コース』

神村学園高等部 京都学習センター

即戦力!プログラマコースは専門コースで、京都学習センターで受けられます。現役のプログラマが指導し、基本情報技術者とITパスポートの資格の取得を支援すると案内しています。

出典:神村学園高等部 京都学習センター『即戦力!プログラマコース』

サポート校の例

代々木グローバル高等学院はサポート校で、プログラミング科とWEBデザイン科の専門コースがあります。受けられるのは国内通学(週5日)のコース生で、校舎別の記載は公式にありません。午後の時間に受ける授業で、プログラミング科は Java 言語を基礎から学びます。

サポート校の費用は就学支援金の対象外です。提携する通信制高校の授業料は就学支援金の対象です。

出典:代々木グローバル高等学院『通学コース』

AI を学ぶコース

第一学院高等学校の AIスキル専攻は、プレミアムコースの専攻で、週5日登校です。2026年4月に新設され、38キャンパスで受けられます。生成AIの仕組みや、文章を書く・分析するなどの6つのAI活用スキルを学びます。

学校法人山口精華学園 精華学園高等学校 岡山校の AIクリエイターコースは、フルサポートプレミアムの専門コースで、岡山校で受けられます。AI・データの基礎、データの整理、AIツールの活用、探究活動を学びます。

出典:第一学院高等学校『AIスキル専攻』、学校法人山口精華学園 精華学園高等学校 岡山校『AIクリエイターコース』

未経験から学ぶときに確かめること

未経験で入れるかどうかは、コースの始まりの内容で分かります。入学前に次の3つを確かめます。

初心者向けの案内

パソコンの基本から始める学校があります。N高等学校のプログラミング講座は、パソコンの基本操作も解説すると案内しています。ヒューマンキャンパス高等学校のプログラミング専攻は、パソコンの基礎から学びます。

一方で、使う言語や作るものは学校で違います。体験授業があれば、授業の進み方を見て確かめられます。

用意するパソコン

校舎のパソコンを使えるか、自宅で用意するかは学校で違います。自宅で学ぶコースは、必要な性能を入学前に確かめます。

単位の学習との両立

コースの授業に時間を使っても、高校の卒業には単位の修得が要ります。通信制高校の卒業には、3年以上の在籍、74単位以上の修得、特別活動の条件があります。

コースの授業が単位に含まれるのか、単位の学習に加えて受けるのかを確かめます。途中でコースをやめたいときに、高校の在籍を続けられるかも確かめます。

プログラミングスクールとの違い

通信制高校のコースとプログラミングスクールは、高校かどうかが違います。

項目 通信制高校のコース プログラミングスクール
高校卒業の資格 卒業すれば取れる スクールだけでは取れない
就学支援金 高校の授業料が対象 高校の授業料ではないので対象外
学ぶ時間 高校の学習に加えて学ぶ プログラミングに絞って学ぶ
一緒に学ぶ人 同じ高校の生徒 スクールで違う

高校に在籍しながら、学校の外のスクールや教材で学ぶ形もあります。その場合も、高校の学習を先に進められるかを確かめます。

プログラミングコースの学費の組み立て

学費の額は、学校、コース、校舎で違います。公表の形もそろっていないので、このページでは額を書かず、組み立てを説明します。

授業料とコースの費用

通信制高校の学費は、入学金、授業料、施設費などに分かれています。プログラミングコースの費用がこの学費に含まれるかどうかは、学校で違います。

パソコンを自宅で用意するコースは、その費用も見込みます。

サポート校の費用

サポート校に通う場合は、提携する通信制高校の学費のほかに、サポート校の費用がかかります。

就学支援金の対象

就学支援金の対象は授業料だけです。2026年度から所得制限はなくなりました。入学金・施設費などと、サポート校の費用は対象外です。提携する通信制高校の授業料は対象です。プログラミングコースの費用が対象かどうかは、学校に確かめます。

出典:文部科学省『高等学校等就学支援金・新制度の概要』

通信制高校の学費の額と就学支援金は、以下の記事で解説しています。

プログラミングを学んだあとの資格と進路

コースに入ることと、その仕事に就けることは別です。資格と進学の仕組みを知っておくと、学校の案内を比べやすくなります。

ITパスポート・基本情報技術者

ITパスポート試験と基本情報技術者試験は、情報処理推進機構が実施する国家試験です。令和7年度のITパスポート試験の応募者は307,266人、合格率は48.6%でした。高校の生徒の応募者は、普通系・その他が5,335人、工業系が2,520人、情報系が2,501人です。

「ホワイトハッカー」は資格の名前ではありません。情報セキュリティの国家資格の例は情報処理安全確保支援士です。

出典:情報処理推進機構『令和7年度「iパス(ITパスポート試験)」の年間応募者数等について』、同『情報処理安全確保支援士試験』

大学入試の「情報」

令和9年度の大学入学共通テストでは、情報の教科に『情報Ⅰ』があり、試験時間は60分、配点は100点です。使うかどうかは大学で違うので、志望校の募集要項で確かめます。

出典:大学入試センター『令和9年度試験』

進路実績の比べ方

プログラミングのコースの卒業生だけをまとめた公的な統計は、確かめられませんでした。学校の公表を比べるときは、次の点を見ます。

  • 進路実績を公式サイトで公表しているか
  • 進学・就職・その他の区分があるか
  • 人数か割合か、卒業生全体の人数が分かるか
  • 何年度の卒業生の実績か
  • コース別の実績か、学校全体の実績か

大学の合格者の数は、卒業生全体の進路とは別の数字です。学校全体の実績は、コースの卒業生の進路を示すものではありません。

掲載校では、第一学院高等学校、ヒューマンキャンパス高等学校、クラーク記念国際高等学校、N高等学校が進路実績を、ルネサンス高校グループが合格実績を、公式サイトで公表しています。

出典:第一学院高等学校『進路実績』、ヒューマンキャンパス高等学校『進路実績』、クラーク記念国際高等学校『進路実績』、N高等学校『進路実績』、ルネサンス高校グループ『合格実績』

説明会では、次のことを聞けます。

  • プログラミングのコースの卒業生は何人いて、どの進路に進みましたか
  • IT の分野の仕事に就いた卒業生はいますか。どんな仕事ですか
  • 進路が決まらないまま卒業した人はどのくらいいますか
  • 進路の担当の先生に、コースの生徒も相談できますか

就職

就職では、学校の案内に IT の分野の仕事が書かれていることがあります。在学中に作った作品や、取った資格を見せられるかを、進路の担当に確かめます。

大学への進み方と、通信制高校の卒業者の就職の状況は、以下の記事で解説しています。

学校を選ぶときに確かめること

コースの名前が同じでも、内容や校舎は学校で違います。次の点を比べます。

  • どの高校を卒業する形か
  • 通える校舎にコースがあるか
  • 校舎に通う形か、オンラインか
  • 週に何日通うコースの専攻か
  • 初めての人向けか、経験のある人向けか
  • 使う言語や作るものは何か
  • 提携先のカリキュラムか、学校の授業か
  • パソコンを学校で使えるか、自宅で用意するか
  • コースの費用が別にかかるか
  • 資格の取得や作品づくりの支援があるか

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プログラミングを学べる高校のまとめ

高校でプログラミングを学ぶ道には、情報Ⅰ、工業科などの専門学科、高等専門学校、通信制高校のコースがあります。多くの時間を使いたい人は、専門学科や高等専門学校、通信制高校のコースを比べます。

通信制高校のコースは、高校の卒業に必要な学習に加えて学ぶものです。コースの名前や校舎、費用は学校で違います。

資料を取り寄せて、通える校舎と学ぶ内容を比べられます。

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