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通信制高校は、自分に合った登校の日数や学び方を選べる高校です

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通信制高校とは?どんな雰囲気や授業内容なのか簡単に解説!

何らかの事情で高校進学が不可能だった。高校に入学したはいいけれど、自分には合わない学校だったなど、さまざまな理由で通信制高校の転入(入学)を考える方も多いでしょう。

しかし、実際のところ通信制高校とはどのような学校なのか?どのような仕組みで授業を受けられるようになっているのかなど、わからない点も多くありますよね。このことから通信制高校への入学に二の足を踏んでしまう方が多いのもまた事実です。

昨今では、自分の興味や将来の夢に合わせたコースを選べる学校もあります。本記事ではそんな通信制高校とはどのような高校、学校なのか詳しくご紹介していきます。

通信制高校とは?全日制や定時制との違いは?

主に通信授業を行う

通信制高校とは、文字通り『通信による教育を行う学校』です。全日制高校のように毎日通学する必要がないので、在学中に芸能活動やスポーツ活動を行ったり、専門コースでゲームの腕を磨いてプロゲーマーを目指すといった、自分の夢や得意とすることを学べる環境が整っています。

もちろん卒業すれば通常の全日制高校と同様、高校卒業の資格を得ることができます。

登校頻度が少なく留年もない

通信制高校は毎日通学する必要がありません。また、多くの学校は学年制ではなく単位制を採用しているので、学年ごとの留年はありません。

学べる内容やコースも学校によってさまざまです。令和7年度は、全国に323校の通信制高校があります。

出典:文部科学省『令和7年度通信制高等学校実態調査に関する調査結果について』

在籍期間や授業時間が違う

通信制高校と全日制高校・定時制高校の違いは以下の通りです。主に授業時間や卒業までの流れが異なります。

高校の種類 特徴
全日制高校 ・在籍期間は3年
(学年制の学校が多いが単位制の学校もある)
・週5日(平日)に5~6時間の授業がある
・中学卒業時に入試を受けて入学する現役生がほとんど
定時制高校 ・在籍期間は3~4年
・授業は1日4時間前後
・昼間は働いて夜に通学する「夜間部」が多いが最近は昼間に授業を行う「昼間部」の学校もある
・さまざまな年齢・職業の人が在学している
通信制高校 ・在籍期間は3年以上
・自宅学習が基本で、登校するのはスクーリングの日(学校やコースにより年に数日~週に数日)
・課題レポートの提出、スクーリング、試験に合格することで単位が修得できる
・さまざまな年齢・職業の人が在学している

なお、全日制高校では出席日数が不足したり、試験の点数が悪かったりすると卒業できないことがあります。

一方、通信制高校は、決められた期間在籍して必要な単位を修得すれば卒業できます。3年で卒業しなければいけないわけではありません。卒業の条件は、下の「通信制高校の仕組み」で紹介します。

※通信制高校の中には年数の上限を設けているところもあります。詳しい違いは以下の記事を参照。

公立と私立の通信制高校はどちらがおすすめ?

公立と私立の通信制高校には、それぞれ次のような特徴があります。どちらが合うかは、学費や通える場所、どんなサポートがほしいかによって変わります。

公立の通信制高校は、私立より学費が安いのが特長です。一方で、レポートの提出やスクーリングの出席を自分で計画して進める、自主性や計画性が求められます(東京都教育委員会の入学案内)。

出典:東京都教育委員会『令和9年度東京都立高等学校定時制課程通信制課程入学案内』

公立のほとんどは「狭域」、私立には「広域」の学校も多い

通信制高校には、全国から入学できる「広域」の学校と、学校のある都道府県などに限って生徒を募集する「狭域」の学校があります。令和7年度は、通信制高校323校のうち広域が133校、狭域が190校でした。

公立の通信制高校は81校のうち79校が狭域で、入学できるのは主にその都道府県に住んでいる人や働いている人です(都立は都内に住んでいるか、都内で働いている人)。県内に公立の通信制高校が少ない場合は、通学に時間がかかることもあります。

私立の通信制高校には広域の学校も多く、全国にキャンパスや学習センターを置き、そこでスクーリングを受けられる学校もあります。私立は学費が公立より高くなりますが、授業料は就学支援金の対象です。登校の日数やコース、サポートの内容を比べて選びましょう。

出典:文部科学省『令和7年度通信制高等学校実態調査に関する調査結果について』

通信制高校の仕組み

単位の取り方(レポート・スクーリング・試験)

通信制高校では、次の3つで科目の単位を修得します。

  1. レポート(添削指導):教科書などで学び、決められた回数のレポートを出して先生の添削を受けます
  2. スクーリング(面接指導):学校に登校し、先生や他の生徒と対面で授業を受けます
  3. 試験:レポートとスクーリングで学んだことについて、単位認定試験を受けます

これをくり返して、卒業に必要な単位を修得していきます。

出典:文部科学省『通信制高等学校情報発信サイト 通信制高校とは?』

卒業の条件

通信制高校を卒業するには、次の3つの条件を満たす必要があります。

項目 条件
在籍期間 3年以上
修得する単位 必履修科目を含む74単位以上
特別活動 ホームルーム活動などに30単位時間以上

出典:文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)』

レポートとスクーリングの量

1単位あたりのレポート(添削指導)の回数とスクーリング(面接指導)の時間は、学習指導要領で標準が決められています。1単位時間は50分です。

教科・科目 レポート スクーリング
国語・地理歴史・公民・数学 3回 1単位時間
理科 3回 4単位時間
体育 1回 5単位時間
保健 3回 1単位時間
芸術・外国語 3回 4単位時間

例えば都立の通信制高校では、30単位を登録すると年間約82~86通のレポートを出し、スクーリングには年間約20~24日、原則として土曜日に登校します。レポートはオンラインや郵送で提出できます。

出典:文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)』、東京都教育委員会『令和9年度東京都立高等学校定時制課程通信制課程入学案内』

スクーリング(登校日)は学校やコースによって異なり、週に1回程度のところもあれば、ルネサンス高等学校のように、登校が最短で年5日程度の学校もあります。

レポートとスクーリングについては、次の記事で詳しく紹介しています。

NHK高校講座などのメディアの学習で登校の時間を減らせる

テレビ・ラジオ・インターネットなどのメディアを使った学習をすると、スクーリングの時間数の10分の6以内を免除できます。複数のメディアを使う場合は、合わせて10分の8以内まで免除できます。

令和7年度の文部科学省の調査では、「現代の国語」でこの仕組みを使っている学校は、10分の6以内の免除で231校、10分の8以内の免除で33校でした。

ただし、スクーリングはオンラインではなく、学校で対面で受けるものです。免除できる時間には上限があるので、登校する日がまったくなくなるわけではありません。都立の通信制高校には、NHK高校講座やスタディサプリなどを使って、登校する日数を年5日程度にする「WEB学習」の取り組みもあります。

出典:文部科学省『通信制高等学校情報発信サイト 通信制高校とは?』、文部科学省『令和7年度通信制高等学校実態調査に関する調査結果について』、東京都教育委員会『令和9年度東京都立高等学校定時制課程通信制課程入学案内』

サポート校・高卒認定試験との違い

サポート校は、通信制高校に通う生徒の学習や生活を支える民間の教育施設です。高校卒業の資格を得るには、提携する通信制高校に入学して単位を修得する必要があります。サポート校の費用は、就学支援金の対象外です。

出典:文部科学省『高等学校等就学支援金制度に関するQ&A』

高卒認定試験は、合格すると大学などの受験資格が得られる試験ですが、合格しても最終学歴は高校卒業になりません。一方、通信制高校を卒業すると、全日制高校や定時制高校と同じ「高等学校卒業」になります。

出典:文部科学省『通信制高等学校情報発信サイト よくある質問』

どんな人が通っている?生徒数と学校数

令和8年度の学校基本調査(速報)では、通信制高校は358校、生徒は311,792人で、生徒数は過去最多になりました。

高校生(全日制・定時制・通信制の合計)のうち、通信制高校に通う生徒の割合は次のとおりです。

年度 通信制の生徒数 高校生の合計 通信制の割合
令和2年度 206,948人 3,299,012人 6.3%
令和8年度 311,792人 3,156,909人 9.9%

※高校生の合計は、全日制・定時制の生徒数(令和2年度3,092,064人、令和8年度2,845,117人)に通信制の生徒数を足した数です。割合は編集部が計算しました。令和8年度は速報の値です。

令和7年度の通信制高校の生徒の年齢は、15~18歳が90.5%で、20歳以上の生徒も6.9%います。また、令和7年度に通信制高校に入学した生徒のうち、57.0%は中学3年生のときに不登校でした。

出典:文部科学省『学校基本調査-令和8年度 結果の概要-』、文部科学省『学校基本調査』(令和2・7年度)、文部科学省『令和7年度通信制高等学校実態調査に関する調査結果について』

学校生活はどんな感じ?友達・部活動・行事・アルバイト

文部科学省の通信制高校のサイトでは、学校生活について次のように説明されています。

  • 毎日の通学:スクーリングや試験の日以外は、自宅などでの自学自習が中心
  • 友達:スクーリングなどでの交流を通じて、友人関係を築くことができる
  • 部活動・行事:学校によっては、部活動や修学旅行、文化祭などを行っている
  • アルバイト・仕事:学習の時間を調整しやすいため、両立しやすい

都立の通信制高校では、部活動は主にスクーリングの日に行っています。

出典:文部科学省『通信制高等学校情報発信サイト よくある質問』、東京都教育委員会『令和9年度東京都立高等学校定時制課程通信制課程入学案内』

制服や校則があるかどうかは、学校によって違います。

通信制高校のメリットやデメリット

通信制高校_メリット

通信制高校について詳しく知っていく前に、まずは全日制や定時制の高校と比べて、どのようなメリットデメリットがあるのかを見ていきましょう。

少しでも自身が通いやすい学校であるのかを把握するためにも、良いところ、悪いところの双方を事前に把握、検討していきましょう。

通信制高校のメリット

  • 全日制に比べて学費が安い
  • 自分のペース、好きな場所で勉強できる
  • アルバイト、または自分の好きなことと勉強の両立も可能

通信制高校のデメリット

  • スケジュール管理が意外に大変
  • 同年代の友人が作りにくい
  • 卒業までの年数が全日制より長いところも

以上が通信制高校で考えられるメリット・デメリットの代表的なもの。メリットの中でも、自分のペースで学べる環境は、ゆっくりと理解していきたい人に向いているでしょう。

以下のページでは、通信制高校のメリットデメリットについて、より詳しく解説しているので参考にしてみて下さいね。

通信制高校へ入学・転入する方法や流れ

  1. 希望通信制高校から資料を取り寄せる
  2. 願書など必要書類に記入の後、提出&入学選抜料の支払い
  3. 面接、入試に関する日付連絡が届く
  4. 面接、入試(面接だけの高校もあり)
  5. 合否判定(合格の場合、履修科目確認票、入学のしおりなどが届きます)
  6. 学費の払い込み用紙、教材が届く
  7. 学費の納入後に学習のスタート

通信制高校へ入学、転入する場合、まずは通信制高校に資料を請求し、入学に必要な書類や情報を集めて下さい。

無料で請求できる資料には希望の通信制高校はどのような校風なのか、どんなコースがあっていつ転入が認められているのか、そして必要になる書類などが全て載っています。

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転入の際に必要になる書類としては以下のようなものがあります。

  • 単位修得証明書
  • 成績証明書
  • 在学証明書
  • 健康診断書

もちろん希望する通信制高校によっては必要になる書類も変わってきますので、資料を取り寄せて確認しておくと良いでしょう。

資料請求をすると入試に必要な願書なども手に入れることができます。

そもそも転入とは

「転入」とは、今の高校に在籍したまま、別の高校に移ることです(「転学」ともいいます)。いわゆる「転校」と同じですね。

転入の場合は、学期の途中から通信制高校へ移れる学校もあります。また、全日制の間に修得した単位を通信制高校でも引き継げる場合があります。

全日制・定時制・通信制の間で転校する場合は、修得した単位に応じて、相当する学年に転入することができます。単位制の高校では、前の高校で修得した単位を、卒業に必要な単位に加えることができます。例えば東京都立砂川高等学校の通信制課程は、前の高校で修得した単位も生かして、合計74単位で卒業できると案内しています。

出典:e-Gov法令検索『学校教育法施行規則』(第92条)、e-Gov法令検索『単位制高等学校教育規程』(第7条)、東京都教育委員会『令和9年度東京都立高等学校定時制課程通信制課程入学案内』

通信制高校は学年制ではなく単位制を取り入れている学校が多いことから、時期を決めずに転入を受け付ける学校もあります。

ただし通信制高校に転入といっても、高校によってはカリキュラムやスクーリングの都合から転入時期を4月と10月のみに絞っている高校もあります。

まずはお目当ての高校の資料を取り寄せるなど、情報収集から始めましょう。資料請求は無料で行うことができます。

編入に対応している高校もある

また、別途「編入」と呼ばれる制度に対応している高校もあります。編入は、一度高校を退学した人が、あらためて別の高校に入学することです。

編入では、前の学校で修得した単位を引き継げる場合がありますが、退学してから入学するまでの間があくため、転入よりも卒業までに時間がかかることがあります。

学校名 転入・編入の募集時期
東京都立の通信制高校 転学は3月・8月・12月
編入学は3月
ルネサンス高等学校 転入学は随時
NHK学園高等学校 転入学は3月~12月
(後期転入学は12月10日必着)

(2026年10月時点の東京都教育委員会・各校の公式サイトによる)

出典:東京都教育委員会『令和9年度東京都立高等学校定時制課程通信制課程入学案内』、ルネサンス高校グループ『よくあるご質問』、NHK学園高等学校『出願スケジュール』

通信制高校の入学・卒業の時期

通信制高校には、4月と10月の年2回、入学の時期を設けている学校もあります。卒業の時期も学校によって違います。

単位を引き継げる「転入」は、学校によっては随時受け付けています。一方、「編入」は、入学の時期を4月や10月などに限っている学校が多くあります。

ただどちらも学校によって異なるので、気になる学校があれば入学・編入が可能な時期について確認しておくと良いでしょう。

通信制高校の説明会の内容、雰囲気

通信制高校側では親、生徒ともに参加できる「説明会」を設けています。

説明会では、先生の説明で、希望する高校の雰囲気やどのような授業をしているのかなどを知ることができます。

個別相談の時間を設けている学校もあるので、気になることは遠慮なく聞いてみましょう。

また、各通信制高校が行う説明会の他にも、複数の学校が集まる「合同相談会」などもあります。

楽しく学ぶためにも自分に合った高校を選択することはとても重要ですので、資料だけではわからない点を説明会で聞いてみましょう。

オープンキャンパスに行ってみるのもおすすめ

通信制高校の中には説明会だけでなく、オープンキャンパスを開催している学校もあります。

オープンキャンパスでは実際に本校や各地のキャンパスに足を運ぶことで、授業内容や学校の雰囲気を肌で感じることが可能です。

また、実際に通信制高校に通っている先輩に話を聞いたり、学校によっては希望の授業を受けることもできます。

一例としておおぞら高等学院では、オープンキャンパス(体験入学)で、イラストなどの人気の授業や「みらいの架け橋レッスン」を体験できます(内容はキャンパスによって異なります)。

高校選びで失敗や後悔をしないためにも、可能ならオープンキャンパスにも足を運ぶことをおすすめします。

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通信制高校に通うと就職や進学に影響はある?

通信制高校_進学就職

基本的に通信制高校の卒業という理由で悪影響は出ない

通信制高校の出身だと就職や進学の際に不利になるというイメージがあるかと思います。

しかし通信制に限らず定時制、全日制のすべてが同等の高校卒業資格となります。したがって、通信制高校の卒業というだけで就職や進学で不利になることはありません。

資格や専門コースで身につけた力はアピールできる

通信制高校には、資格の取得や専門的なコースに力を入れている学校もあります。在学中に身につけた資格や力は、進学や就職の場面でアピールすることができます。

自分のペースで学習の計画を立てて卒業まで続けたことも、自己管理の経験として伝えられます。

大学進学では学校推薦型選抜や総合型選抜も使える

大学入試で出願するときの調査書には、全日制・定時制・通信制の課程を書く欄があります。ただ、通信制高校の卒業というだけで不利になる決まりはありません。

通信制高校の中には、大学の指定校推薦の枠を持っている学校もあり、一般選抜のほか、学校推薦型選抜や総合型選抜で受験することもできます。

出典:文部科学省『令和9年度大学入学者選抜実施要項』

大学進学を目指すなら進学に強い通信制高校、コース選びが重要

また、通信制高校を選ぶ段階で大学試験を視野に入れているのなら、進学に強い通信制高校、または進学コースのある通信制高校を選びましょう。

進学に特化している通信制高校なら無駄なく勉強を進めていくことも可能です。

進学コースで受験対策ができる学校もあるので、大学進学を考えている人は、進学の実績やサポートの内容も比べてみましょう。

文部科学省の学校基本調査(令和7年度)によると、通信制高校を令和6年度に卒業した人の、大学・短期大学などへの進学率(大学等進学率)は28.6%です。

出典:文部科学省『学校基本調査』(令和7年度)

大学進学を目指す人へのサポートに力を入れているのが、「家庭教師のトライ」が運営しているトライ式高等学院(通信制高校のサポート校)です。

家庭教師のトライで培ったノウハウを生かし、一人ひとりに合わせて受験勉強をサポートしています。大学進学を目指す方にはおすすめです。

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通信制高校の偏差値

就職ではなく大学進学を考えるのなら、通信制高校自体の偏差値も気になるものでしょう。しかし、基本的に通信制高校には偏差値という概念がありません。

これは、通信制高校では入学者を書類や面接、作文などで選考する学校もあり、模試の偏差値のような基準で生徒を選んでいないからです。

一方で、都立の通信制高校のように、入学者選抜で学力検査を行う公立の学校もあります。

出典:東京都教育委員会『令和9年度東京都立高等学校定時制課程通信制課程入学案内』

これらのことから偏差値を出す必要性自体がありません。

高校自体の偏差値ではなく、自身の偏差値が知りたい場合は一般模試などで計ることも可能です。

通信制高校の入学にかかる学費

通信制高校_学費費用評判

  • 入学選抜料※入学、転入、編入時1回のみ(受験料とも)
  • 入学金
  • 授業料
  • 教科書代
  • その他雑費

上記が通信制高校で必要になる基本的な学費です。入学選抜料や入学金については、一般的な高校での入試の際に必要な「受験料」「入学金」と同じ扱いですね。

したがって通年で必要になるのは、授業料、教科書代、その他雑費になります。

教科書代や雑費は高校によって大きく異なってきますので、以下に入学金と授業料を比べた表を作成しました。

区分 入学金・授業料
全日制高校(公立) 入学料 5,650円
授業料 年額118,800円
全日制高校(私立) 入学金 254,599円
授業料 年額512,882円
通信制高校(公立) 入学料 500円
授業料 1単位336円
通信制高校(私立) 学校によって異なる

なお、上記の入学金・授業料は公立(全日制・通信制)は東京都立高校の金額(令和7年4月1日現在)、全日制の私立高校は都内の私立高校の令和8年度の平均額です。

私立の通信制高校の学費は学校によって異なりますが、当サイト掲載校のうち2027年度の学費を公表している5校では、年間の学費(就学支援金を差し引く前)はおよそ30万~42万円です。
※私立の通信制高校は、当サイト掲載校のうち2027年度の学費(就学支援金を差し引く前)を公表している5校の範囲です。授業料を25単位に換算し、入学金など入学時だけの費用を除いた、基本コースの1年次の金額です。教科書代などの別途費用は含みません。2026年9月時点で各校の公式サイトに掲載されている2027年度の学費から、編集部が計算しました。

出典:東京都教育委員会『都立高等学校、中等教育学校(後期課程)の授業料・入学料及び特別支援学校高等部の授業料について』、東京都生活文化局『令和8年度 東京都内私立高等学校(全日制)の学費の状況について』

もちろん、こちらは基本的な物だけであり、高校によっては別途学費が必要な場合もあります。

ただ通信制でも、授業料は「高等学校等就学支援金制度」の対象です。2026年度から就学支援金の所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず支援を受けられるようになりました。

そのため、多くの家庭では実際にかかる学費はかなり抑えられます。細かいところは以下の記事で詳しく紹介しているので確認してください。

通信制高校の授業内容

通信制高校での授業は基本的にスクーリングの日、もしくは通学コースを選んだ場合のみ行われ、それ以外は自宅学習となります。

授業内容、雰囲気は一般的な全日制高校とそれほど変わりません。少人数で授業を行う学校もあり、一人ひとりに丁寧に教えてもらえることもあります。

また、学校によっては海外のように生徒同士のグループワークが行われることもあります。

登校時間

登校する時間は、学校や選択したコースによって違います。全日制高校より遅い時間に授業が始まる学校もあるので、説明会などで確かめましょう。

午前に通常の授業を行い、午後にコース授業を行う学校もある

通信制高校の中には、ゲームや声優、イラスト、ネイル、美容、芸能、スポーツといった様々な専用コースを設けている学校があります。

専門コースのある学校では午前に全日制高校と同様の数学、英語などの必修科目の勉強を行い、午後にeスポーツや声優、スポーツといった選択したコースの授業をやるといった学校もあります。

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自分に合う通信制高校の選び方

通信制高校には、登校する回数の違うコースがあります。令和7年度は、週5日の通学コースを開設している学校が90校、週1日のコースが128校、集中スクーリングを前提にしたコースが113校でした。

出典:文部科学省『令和7年度通信制高等学校実態調査に関する調査結果について』

学校を選ぶときは、次の点を資料や説明会で比べましょう。

  • 登校の頻度(週何日か、集中スクーリングか)
  • スクーリングを受ける場所と通いやすさ
  • 学費と就学支援金
  • 相談やサポートの内容
  • 卒業後の進路の実績

通信制高校とはまとめ

通信制高校には公立高校と私立高校があります。公立は学費が安く、私立はコースや登校の形を選べる学校が多いなど、それぞれに特徴があります。サポートの内容は学校によって違うので、「自分一人でコツコツとやっていくのは自信がない」という人は、相談できる体制や登校の日数をよく比べて選びましょう。

逆に「自分の力でレポートを進めて、わからない点は学校に相談しながら、きちんと単位を取っていく自信がある」という人は、公立の通信制高校でも十分やっていけるでしょう。

以下から無料で資料請求をすることができますので、まずは気になった高校の資料請求をしてみることをおすすめします。

資料請求をしても、入学を決める必要はありません。じっくり資料をみて自分に合った通信制高校を選んで下さい。

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