家庭教師のコースがある通信制高校・サポート校|自宅で学ぶ仕組みとメリット
学校と言えばキャンパスに通学して授業を受ける事が一般的ですが、様々な事情で通学が苦手な方もいるでしょう。
そんな方の選択肢の一つが、先生が自宅に来てマンツーマンで教えてくれる「家庭教師」のコースがある通信制高校・サポート校です。
今回の記事では、家庭教師のコースがある通信制高校・サポート校と、自宅で学ぶ仕組みやメリットについて紹介していきます。
家庭教師のコースがある通信制高校・サポート校

まずは、家庭教師のように自宅で指導を受けられるコースがある通信制高校・サポート校を紹介します。
学費は学校やコースによって異なるので、各校のページや資料請求で確認してください。
鹿島学園高等学校

鹿島学園高等学校の通信制課程は、全日制課程もある鹿島学園高等学校に2004年に開設された課程です。
学習センターでの学習スタイルには、週2日~週5日制・週1日制・自宅学習制・個人指導制・家庭教師制・ネット指導制があります。「家庭教師制」では、先生が自宅に来てマンツーマンで学習指導を行います。選べる学習スタイルは学習センターによって違います。
卒業証書は、鹿島学園高等学校の全日制課程と同じものです。
また、eスポーツや音楽、福祉、IT、海外留学など、好きなことを学べるオプションコースもあります。オプションコースも学習センターによって違います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区分 | 通信制高校(広域) |
| 入学できる地域 | 全国 |
| 新入学の出願期間 | 2027年4月入学:2026年11月1日~2027年4月15日 |
| 転入学・編入学 | 随時受付 |
| 選考方法 | 書類選考、面接 |
| 就学支援金 | 授業料が対象 |
| 公式サイト | https://kg-school.net/gakuen/ |
出典:鹿島学園高等学校『選べる学習スタイル』、同『よくあるご質問』、同『生徒募集要項・出願書類』、同『学校情報』
トライ式高等学院

トライ式高等学院は、「家庭教師のトライ」の学習ノウハウを生かした通信制高校のサポート校です。
学習スタイルは「通学型」「在宅型」「オンライン型」の3つで、いつでも変更したり、組み合わせたりできます。「在宅型」では、自宅に講師やカウンセラーが訪問し、対面で完全個別のサポートを行います。
また、担任や担当講師だけでなく、深い悩みにはプロのカウンセラーが対応します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区分 | 通信制高校のサポート校 |
| 学習スタイル | 通学型・在宅型・オンライン型 |
| キャンパス | 全国130か所以上 |
| 入学の時期 | 転入学・編入学、新入学とも随時受付 |
| 就学支援金 | サポート校の費用は対象外。提携する通信制高校の授業料は対象 |
| 公式サイト | https://www.try-gakuin.com/ |
出典:トライ式高等学院『3つのスタイル』、同『大学進学に強い理由』、同『トップページ』
(各校の紹介は、2026年10月時点の公式サイトによる)
通信制高校の家庭教師のコースとは?

家庭教師のコースとは、名前の通り家庭教師のように自宅に先生が来てくれて、個別に授業を行ってくれるコースの事です。
通信制高校は、レポートの提出とスクーリング(面接指導)、試験で単位を修得します。家庭教師のコースでも、卒業に必要なスクーリングには出席します。ふだんの学習を自宅で先生と進められるのが特徴です。
家庭教師の会社が母体となっているサポート校や、家庭教師のコースがある通信制高校があります。
自宅で完全個別の指導を受けられるので、集団の授業が苦手な人も取り組みやすい学び方です。
通信制高校生が家庭教師を利用するメリット

家庭教師のコースのメリットについて、紹介していきます。
マンツーマンで学習状況に合わせたレッスンを受けられる
家庭教師のコースの一番のメリットとも言えるのが、先生とマンツーマンで授業を受けられる点です。
高校の授業と言えば、多くの生徒が一緒に受ける集団授業が一般的ですが、家庭教師のコースの場合はマンツーマンです。
集団授業の場合はどうしても授業のレベルを全員の学力の平均値に合わせる必要がありますが、個別指導の場合は生徒一人の学力に合わせた授業が受けられるでしょう。
中学レベルの基礎的な学力を身につけられていない場合でも、基礎から教えてもらえるので、学習の理解度も高まるでしょう。
また、分からない点があったときにその場で質問できるので、つまずきを早めに解消しやすくなります。
学習へのモチベーションが上がる
学習に対するモチベーションが上がりやすいのも、家庭教師のコースの特徴です。
家庭教師のコースの場合は生徒一人に対して先生が一人なので、じっくりと向き合って授業をしてくれます。
難しい問題が解けたり、分からない部分が理解できたりしたときに、すぐに声をかけてもらえるのも、モチベーションにつながるでしょう。
計画的に学習を進めやすい
通信制高校はレポートの提出とスクーリングが学習の中心で、自分で計画的に学習を進めることが必要になります。
家庭教師のコースを選択すると、定期的に先生と学習の進み具合を確かめられるので、計画的に学習を進めやすくなります。
先生と二人三脚で学習に取り組むことで、レポートの遅れを防ぎやすくなるでしょう。
大学受験の対策にも取り組める
家庭教師のコースでは、生徒一人一人の学力に合わせた授業を行ってくれますが、大学受験の対策に対応している学校もあります。
通信制高校の場合は周囲に大学進学を目指す仲間がいない場合もあり、必要な情報が不足している事もあります。
家庭教師のコースであれば先生から情報をもらえますし、先生と二人三脚で大学進学を目指せるので、モチベーションの維持にも繋がります。
自宅でも訪問やオンラインで学習支援を受けられる
訪問やオンラインで、自宅で学習を受けられる事も家庭教師のコースのメリットです。
スクーリングの日以外の学習を、自宅で先生と進められます。通学に苦手意識を感じている方にとっては、自宅で学習を受けられるメリットは大きいでしょう。
更に対面が苦手な方であれば、訪問だけでなくオンラインでの学習支援に対応してくれる学校もあるので、普段と変わらない落ち着いた環境で学習に取り組む事が出来ます。
メンタル面のサポートも受けられる
学習面だけでなく、メンタル面のサポートが受けられる学校もあります。
講師が学習だけでなく、生活や進路の相談にのってくれる学校もあります。トライ式高等学院の在宅型では、講師やカウンセラーが自宅を訪問します。
また、令和7年度の調査では、通信制高校の84.5%(323校中273校)がスクールカウンセラーに相談できる体制を整えています。
出典:文部科学省『令和7年度通信制高等学校実態調査に関する調査結果について』
自分のペースでレッスンを受けられる
自分のペースに合わせてレッスンを受けられるのも、家庭教師のコースの特徴です。
授業の回数は、学校や料金のプランによって選べます。
大学進学を目指す方であれば多めに設定したり、他にもやりたい事があるのであれば授業の回数を少なめに設定したりする事もできるでしょう。
また授業の方法も、訪問やオンラインなどを選べる学校もあるので、自分に合った方法で学習する事が出来ます。
ここまで紹介してきたように、学習面と生活面のサポートを自宅で受けられる事が、家庭教師のコースの大きなメリットです。
家庭教師のコースの費用と就学支援金
家庭教師のコースの費用は、授業料ではないため就学支援金の対象外です。サポート校の費用も対象外で、就学支援金の対象は在籍する通信制高校の授業料です。費用は学校や回数によって違うので、資料請求で確認しましょう。
通信制高校の家庭教師のコースまとめ

通信制高校やサポート校の中には、家庭教師のコースを設けている学校があります。家庭教師のコースは自宅でマンツーマン指導を受けられるので、生徒一人一人の学力に合わせて学べます。
また学習面だけでなく、生活面の相談にのってもらえる学校もあります。卒業に必要なスクーリングには出席するので、場所と日数も確かめておきましょう。
集団授業が苦手だったり、勉強に苦手意識を持っていたりする方もいます。
家庭教師のコースであれば先生がじっくりと向き合ってくれるので、集団授業や勉強が苦手でも取り組みやすい事もメリットです。
通信制高校の家庭教師のコースを検討している方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
