調理師免許を目指せる高校|通信制高校の調理師コースの内容

「手に職をつけるといい」と言われますが、調理師免許は国家資格なので、就職の場面でも生かせます。
高校を卒業してから調理師専門学校で資格取得を目指すと1~2年はかかりますが、通信制高校で学びながら調理師免許を取得する方法があります。
通信制高校で学びながら調理師免許を取得する方法
調理師の資格を持っていると飲食店はもちろんですが、病院や学校、各種施設、会社などの食堂など、さまざまな場面で活躍できます。
調理師免許を取得するには、次の2通りの方法があります。
- 調理師養成施設(専門学校など)に1年以上通って免許の申請をする
- 多人数に調理した飲食物を提供する施設や飲食店で調理の実務経験を2年以上積んで、調理師試験に合格する
高卒の資格を取得し調理師免許も取るのがベスト
いずれの場合も中学校を卒業していれば取得することが可能です。特に(2)の方法はいわゆる「修行を積む」というもので、就職した店で働きながら技術を学ばせてもらいます。
しかし、中学校卒業後に飲食店に就職して働くと学歴は「中卒」になってしまいます。
一方、全日制高校に進学した場合は高校卒業後に調理師専門学校に進みますが、1~2年は勉強に費やすことになります。
一方、調理師専門学校と提携している通信制高校なら、高校卒業と調理師免許の取得を同時に進めることができます。
通信制高校と調理師学校のダブルスクール
通信制高校で学びながら調理師免許取得を目指す場合は、調理師学校とのダブルスクールになります。
その分忙しくなりますが、高校卒業後はすぐに調理の世界で働くことができます。
また、提携している学校の中には、学費の割引などがあるところもあります。飲食業界で働きたい人は、通信制高校の利用も考えてみましょう。
通信制高校の調理師コースの内容
通信制高校の中には「調理師コース」を設けているところがあります。いくつかの例をご紹介します。
レコールバンタン高等部
レコールバンタン高等部は、製菓・調理・カフェを専門に学べる学校で、東京校と大阪校があります。高校卒業資格は、通信制高校の角川ドワンゴ学園 S高等学校との連携で取得します。
パティシエ専攻や調理プロデュース専攻、パティシエ&カフェオーナー専攻などがあり、授業の約85%以上が実習です。
調理師免許の取得については、今の公式サイトに記載がないので、説明会などで確かめましょう。
相生学院高等学校の調理師コース
相生学院高等学校の調理師コースは、提携している日本調理製菓専門学校とのダブルスクールで、高校在学中に調理師免許の取得を目指します。
日本調理製菓専門学校は、中学校を卒業した人から高校を中退した人まで幅広く受け入れています。調理師科の調理師コースは昼間部の1年制で、1年次に専門学校で調理師免許の取得に向けて学び、2年次・3年次には現場で経験を積みます。相生学院高等学校のスクーリングは、専門学校の授業に差し支えないよう調整されます。(調理師コースの生徒は、原則として姫路校の所属です。)
ダブルスクールのメリット
調理師科の授業の一部は高校の単位として認められます。その分、通信制高校で修得する単位の科目数を減らすこともメリットになります。
ダブルスクールの生徒は、日本調理製菓専門学校の入学金が全額免除になり、相生学院高等学校の学費の補助もあります。
出典:相生学院高等学校『調理師コース』、日本調理製菓専門学校『高校調理師科Wスクールコース』(2026年10月時点)
通信制高校と調理師学校の提携例
ここまででご紹介した以外にも、下記のように、通信制高校と調理師・製菓の専門学校が提携している例があります。
- 未来高等学校と河原調理専門学校 高等課程(旧:河原高等専修学校):3年間で高校卒業と調理師免許の取得を目指せる
- 科学技術学園高等学校と国際TBC調理・パティシエ専門学校 高等課程
- 東海大学付属望星高等学校と町田調理師専門学校、国際製菓専門学校:町田調理師専門学校では、3年間で調理師の資格と高校卒業資格を取得できる
(2026年10月時点の各校の公式サイトによる)提携先やコースは変わることがあるので、各校の募集要項で確かめましょう。
まとめ:自分に合った学校を探すのがポイント
通信制高校で高校卒業を目指し、提携校で調理師やパティシエを目指すことは十分可能です。
高校を卒業してから専門学校に入るよりも早く資格が取得できるので、早く現場で活躍できます。
また、昼間は提携校で学ぶので、生活のリズムを作りやすいという利点もあります。
夢に向かって頑張ってみましょう。
通信制高校で学びながら調理師免許を取得しよう
通信制高校は登校する日数が少ないため、すき間時間に学習して高校卒業することが可能です。
そこで提携している調理師専門学校とのダブルスクールで調理師免許取得を目指しましょう。
高校を卒業してから専門学校に入るよりも早く免許が取得できる上に学費が割安になる特典がついているところもあります。
詳しくは資料請求して確認してみましょう。
