通信制高校と定時制高校の違いを分かりやすく解説

高校

通信制高校と定時制高校の大きな違い

日本の高等学校には「全日制高校」「定時制高校」「通信制高校」の3種類があります。定時制高校も通信制高校も、学校教育法で昭和23年から設けられています。ここでは定時制高校と通信制高校の違いをご紹介します。

定時制と通信制の一番大きな違いは「学校に登校するかどうか」というところです。最近は通信制高校でも登校するスタイルの学校が増えていますが、通信制高校は基本的に自宅で学習して、高校卒業を目指します。

定時制高校は学年制または単位制になっていて、3年間または4年間で高校を卒業しますが、通信制高校は3年以上かけて74単位を修得し高校を卒業します。

定時制高校と通信制高校の時間割の違い

定時制高校は1日4時間の授業があります。以前の定時制高校は夜間での授業がほとんどで、昼間働いている人が眠い目をこすりながら授業を受けるというイメージがありました。しかし、近年は以下のように午前や午後などの時間帯に授業を行う学校が増えています。

定時制高校の時間割にはいくつかのスタイルがあり、以下のように分かれます。(時間帯は学校によって異なります。)

(1)夜間の定時制高校 午後5時30分~午後9時まで1日4時間授業
(2)三部制の定時制高校 (1部)午前8時50分~午後0時30分 (2部)午後1時~午後4時55分 (3部)午後5時20分~午後9時05分
(3)四部制の定時制高校 (1部)午前8時40~午後0時20分 (2部)午前10時40分~午後2時50分 (3部)午後1時10分~午後4時50分 (4部)午後5時25分~午後9時10分

なお、1部に在籍している生徒が2部の授業の一部を受けるということも可能です。

一方、通信制高校は基本的には自宅学習が中心です。そのため、定時制高校のように毎日登校する必要はありません。ただ月1~2回または年間数回、スクーリングに出席する必要があります。
また、近年は通信制高校でも週2日~週5日、登校して授業を受けるスタイルの学校も多くなっています。

定時制高校と通信制高校卒業までの流れの違い

定時制高校は3年(または4年)で卒業しますが、通信制高校は3年以上(多くは7~8年まで)をかけて必要な単位を修得して卒業します。

定時制高校は「学年制」を取っている学校と、「単位制」を取っている学校があります。単位制の高校では3年以上かけて74単位を修得することで高校卒業とみなされます。その点は通信制高校と似ています。

ただ、定時制高校は単位制であっても学校で授業を受けて、試験に合格しなければなりませんが、通信制高校は単位を修得するにはレポートを提出し添削指導を受けることと、スクーリングに出席すること、単位認定試験に合格することが条件になっています。

現在、定時制高校の56.2%は学年制、43.8%は単位制になっています。一方、通信制高校では約94%が単位制になっています。また、定時制高校の56.7%は3学期制、42.9%が2学期制になっていますが、通信制高校では約80%が2学期制になっています。

定時制高校と通信制高校の生徒数の違い

平成24年度の文部科学省の調査によると、定時制高校と通信制高校の学校数と生徒数は以下の表のようになっています。

定時制高校と通信制高校の学校数と生徒数
  定時制高校 通信制高校
  公立 私立 公立 私立
学校数 651 30 75 110
生徒数 112,187 86,843 100,695

学校数を比較してみると、定時制高校は公立校の方が多く、通信制高校は私立校の方が多くなっています。

また、生徒数は定時制高校よりも通信制高校の方が約75,000人も多くなっています。定時制と通信制の生徒数の違いを見てみると、昭和55年は通信制高校より定時制高校の生徒数の方が多かったのですが、平成2年以降は通信制の方が多くなっています。

定時制高校と通信制高校の課程の違い

定時制高校は普通科以外に農業科、工業科、商業科、情報化、産業科、総合学科などの専門学科を設けている学校があります。(専門学科は学校によって異なります。)

一方、通信制高校の多くは普通科です。看護衛生科などの専門学科がある通信制高校では技能連携校とのダブルスクールで学ぶ形になります。また、通信制高校では進学に向けたコースや芸術、ヘアメイク、アートなどさまざまなコースを設けています。これは定時制高校にはない大きな特徴です。(コースによってはダブルスクールで学びます。)

定時制高校と通信制高校の授業料の違い

公立の定時制高校の授業料は、東京都立の場合、学年制は年間32,400円、単位制は1単位1,740円になっています。

公立の通信制高校の授業料は東京都立の場合1単位336円となっています。私立の通信制高校は学校によって異なりますが、1単位あたり7000円~1万円程度などと幅があります。いずれの場合も保護者の収入などによっては就学支援金制度の対象になり、学費の負担が少なくなります。

定時制高校と通信制高校では卒業するまでの授業料
公立定時制高校(学年制) 32,400円×3年間=97,200円
公立定時制高校(単位制) 1,740円×74単位=128,760円
公立通信制高校 336円×74単位=24,864円
私立通信制高校 10,000円×74単位=74万円

これ以外に教科書代がかかります。また、私立高校では別途入学金や施設設備費、スクーリング費などが必要です。

定時制高校か通信制高校かで迷ったときは、さまざまな角度から検討し、自分に合った学校を選ぶようにしましょう。

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