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通信制高校もその種類はさまざまです。その上手な選び方を紹介します

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通信制高校の選び方は5つ!後悔したくない方必見!

指さす高校生

通信制高校は自宅学習が中心です。学校から与えられた課題をこなして、レポートとして提出します。また、年間何日かのスクーリングに出席し、認定試験を受けて単位を修得します。

この流れはほぼ同じですが、通信制高校は公立と私立でも内容や雰囲気が違いますし、私立ではさらに独自の取り組みなどを行っています。このページでは、通信制高校を選ぶ際に外してはいけない大切なポイントを5つお伝えします。ぜひ通信制高校選びの参考にしてくださいね。

通信制高校の選び方5つを徹底解説!

通信制高校には公立と私立があります。また、それぞれの学校によって校風や学習内容、コース、学費などが異なります。

通信制高校を選ぶ際には、次の5つのポイントを確認してみましょう。

  1. 公立か私立か
  2. 学費は払える金額かどうか
  3. 目的に合っているかどうか
  4. スクーリングや通学が可能かどうか
  5. サポート内容

では、それぞれを詳しくご説明します。

公立か私立か

通信制高校は大きく分けると「公立」と「私立」があります。公立は都道府県が設置・運営していますが、私立は学校法人や株式会社が設置・運営しています。

公立の通信制高校の特徴としては、次の点があげられます。

公立の通信制高校の特徴

  • 多くの都道府県で1校か2校
  • 学費が安い
  • 多くは、学校がある都道府県内に住んでいるか勤めている人が対象
  • 基本は自宅学習
  • スクーリングは年間数日~20日余り

公立の通信制高校は多くの都道府県で1校か2校(令和7年度は全国に82校)です。

出典:文部科学省『学校基本調査』(令和7年度)

また、公立の通信制高校81校のうち79校は、決まった地域に住む人しか入学できない「狭域」の学校です(令和7年度の実態調査)。多くは、学校がある都道府県に住んでいるか勤めている人が対象なので、選べる学校は限られます。

出典:文部科学省『令和7年度通信制高等学校実態調査に関する調査結果について』

私立の通信制高校の特徴

私立の通信制高校の特徴には、次の点があります。

  • 住んでいる地域にかかわらず多くの候補校から選べる(広域の場合)
  • 学費が高い
  • 自宅学習以外に通学も可能
  • サポートに力を入れている学校もある
  • 部活動や学校行事に力を入れている学校もある

私立の通信制高校は学校によってかなり特色が異なり、独自のコース設定や学校行事などを設けています。

公立は学費が安いのがメリットです。自宅学習とスクーリングが中心なので、自分の意志できちんと学習できる人が向いています。

一方、私立には個人指導や少人数授業などを行って、学習でつまずかないようにサポートしてくれる学校もあります。部活動や行事に力を入れている学校なら、高校生活も楽しめます。

自分はどちらが向いているのかをよく考えてみましょう。

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学費が払えるかどうか

通信制高校の学費は学校によってかなり異なります。学校選びの際は必ず学費を確認しておきましょう。

通信制高校の学費の内訳は、下記のようになっています。(公立は東京都立の通信制高校の例です。)

学費の内訳 東京都立の通信制高校
入学考査料 950円
入学料 500円
授業料(受講料) 1単位336円
教材費 科目によって異なる
スクーリング費用 交通費など
共済掛金 年額165円

出典:東京都教育委員会『令和9年度東京都立高等学校定時制課程通信制課程入学案内』

主な都府県では、公立の入学料は無料~500円程度、授業料は1単位310円~350円程度と格安です。都府県ごとの金額は下の記事で紹介しています。

私立の学費は学校によって異なりますが、当サイト掲載校のうち2027年度の学費を公表している5校では、年間の学費(就学支援金を差し引く前)はおよそ30万~42万円です。
※私立は、当サイト掲載校のうち2027年度の学費(就学支援金を差し引く前)を公表している5校の範囲です。授業料を25単位に換算し、入学金など入学時だけの費用を除いた、基本コースの1年次の金額です。教科書代などの別途費用は含みません。2026年9月時点で各校の公式サイトに掲載されている2027年度の学費から、編集部が計算しました。

通信制高校の学費は高等学校等就学支援金で充当できる

公立でも私立でも通信制高校に通う場合は、授業料に対して「高等学校等就学支援金」が支給されます。

これは授業料に充当されるもので、学校が生徒に代わって受け取ります。そのため、授業料がかなり軽減されます。しかも、2026年度から就学支援金の所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず支援を受けられるようになりました。

もし学費が心配な場合はこういった制度を利用するといいでしょう。

授業料以外の教科書代やスクーリングの費用などには、就学支援金は使えません。

通信制高校の授業料は就学支援金で解決

通信制高校の授業料は、高等学校等就学支援金で負担が大きく減り、学校によっては授業料の負担がなくなります。私立の場合、支給の上限は単位制なら1単位13,668円(年間30単位まで)、定額制なら月額28,100円です。

ただし、授業料以外の教材費や諸費用がかかるので、事前によく調べておきましょう。

目的に合っているかどうか

通信制高校で学ぶ最大の目的は「高校を卒業すること」です。全日制高校に進学しなかった(またはできなかった)人や不登校、中退などで卒業できなかったという人が、自宅学習とスクーリングで単位を修得して高校卒業資格が得られるのが通信制高校のメリットです。

そのため「高校卒業」だけが目的ならば公立の通信制高校でも問題はありませんが、最近は私立の通信制高校でさまざまなコースを設けています。

高校卒業以外の目的がある場合は、事前に内容をよく確認しておきましょう。

通信制高校の目的別のコース

私立の通信制高校では、さまざまな目的に応じたコースがあります。その中からいくつかご紹介します。

目的 コース
大学進学 ・特進コース
・予備校講師のサテライト授業
美容師・エステ関係 ・美容コース
・美容師養成学校と連携
・エステティシャンコース
・メイクやネイルのコース
調理師 ・調理師コース
・パティシエコース
・製パンコース
など
芸能関係 ・モデルコース
・タレントコース
・俳優コース
・ミュージシャンコース
・作詞・作曲コース
など
通学したい ・週5日コース
・週3日コース
など

資料請求や学校説明会で内容を知る

このように目的に合った多くのコースがあります。これら以外にもユニークなコースがたくさんあるので、事前によく調べてみましょう。

詳しいことは資料請求や学校説明会で知ることができます。

スクーリングや通学が可能かどうか

通信制高校の基本は自宅学習ですが、スクーリングといって面接指導を受けることも単位修得の条件になっています。そのため、スクーリングで登校する必要があります。

しかし、学校があまりに遠いとスクーリングがおっくうになり、続けられなくなります。

通学コースがある場合は要注意!

特に気をつけたいのは、通学コースがある通信制高校の場合です。週5日コースや週3日コース、午前中だけ通学というコースなどさまざまです。

自宅学習では挫折したり、勉強のわからない箇所をそのままにしたりしがちですが、通学することで指導を受けられます。また、友達ができるため、全日制高校に近い高校生活を過ごせます。

しかし、学校が遠くにあると通学が苦痛になってしまいます。学割があるとは言っても交通費もかかるため、通える範囲かどうかを十分に調べておきましょう。

広域の通信制高校を選ぶ場合の注意点

通学広域通信制高校とは、全国または3つ以上の都道府県から生徒を募集できる学校です。令和7年度は、私立・株式会社立の通信制高校242校のうち131校が広域でした。

出典:文部科学省『令和7年度通信制高等学校実態調査に関する調査結果について』

中には全国に50か所以上のキャンパスを置いている学校もあります。

その中でも自分が通える範囲にキャンパスがあるかどうかを確認することが大切です。逆に地元のキャンパスに行きたくないという人は、範囲を広げて探してみるといいでしょう。

スクーリング先が遠い場合

私立の通信制高校では、普段の学習は近くの学習センターやサポート校で行い、スクーリングを本校で実施するというところがあります。

本校が屋久島や長野県、北海道など遠隔地の場合があるので、それに参加できるかどうかを事前によく考えておくことが大切です。

このような遠隔地のスクーリングは集中スクーリングと言って、数日間宿泊して行います。本校に行くのはこの集中スクーリングのときだけで、修学旅行のような感覚で参加できます。

サポート内容が充実しているか

通信制高校を選ぶ際に大切なのは、サポート体制があるかどうかという点です。通信制高校は自宅で学習し、レポートを提出します。3年以上在籍し、74単位以上を修得し、特別活動に30単位時間以上参加することが卒業の条件です。

全日制高校のように毎日の時間割はないので、レポートの提出期限の中で、いつ何を学習するかを自分で決める必要があります。

また、在籍できる年数に上限を設けている学校もあるので、計画的に単位を修得しましょう。

意志が弱い人はサポートが厚い学校を選ぶこと

毎日の時間割がないと、人はつい先延ばしにしてしまいます。特にアルバイトなど働きながら通信制高校で学ぶ人は、十分な学習時間が取れないと単位の修得が遅れ、なかなか卒業できないこともあります。

やがて学習意欲を失ってしまうということも起こり得ます。そこで、特に忙しい人や意志が弱い人は、サポートに力を入れている学校を選ぶようにしましょう。

私立の通信制高校には、個人相談を実施している学校もあります。その人の生活パターンや性格などを考慮して、学習が進めやすいように計画を一緒に考えてくれる学校なら安心です。

進路相談もできる

また、サポートの一環として進路相談も行っています。大学に進学したい人や資格を取得したい人などは通信制高校のサポートを利用しましょう。

公立の通信制高校でも相談できるので、遠慮せずに聞いてみてください。

サポート校の活用も検討すべし

通信制高校と提携するサポート校に通う方法もあります。サポート校を卒業しても「高卒」にはなりませんが、自宅学習だけではわからないところを教えてもらったり、技術を身につけるコースがあったりとさまざまなサポートをしてくれます。サポート校の費用は就学支援金の対象外で、通信制高校の学費とは別にかかります。

中には大手予備校や学習塾、美容師養成学校、調理師学校などと提携している私立の通信制高校もあります。

在学中から資格の取得を目指せるなどのメリットがあるので、学校選びの参考にしてみましょう。

通信制高校選びの手順

通信制高校を選ぶには、いくつかの学校から資料を取り寄せて比較検討します。

通信制高校選びで迷わない方法

次の流れで学校選びを進めると、迷いにくくなります。

  1. 通える範囲内で学校の候補を探す
  2. 資料を取り寄せる
  3. オープンキャンパスに参加する

狭域の通信制高校は入学できる地域に注意

公立の通信制高校のほとんどは狭域で、多くは学校がある都道府県に住んでいるか勤めている人が対象です。

また、広域の通信制高校は学校が決めた3つ以上の都道府県(全国の学校もあります)から入学できますが、狭域の通信制高校は入学できる地域が限られています。

どれだけいい学校であっても、通うことができない場所にある場合や、入学できる地域に住んでいない場合は入学できません。
入学が可能かどうかを確認しておきましょう。

通信制高校選びは資料請求とオープンキャンパスで比較を!

通信制高校を選ぶ場合は、まずインターネットで概略を調べてみましょう。

その上で候補をいくつか選んで資料請求やオープンキャンパス(学校説明会)に参加して実際に自分の目で見て確かめることが重要です。

オープンキャンパスでは先生に質問して不安な点を解消しておきましょう。

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