最終更新日：2021/5/7

八洲学園高等学校の学費(費用)

八洲学園高等学校の学費は、どのクラスも授業料が1単位10,000円になっています。
また、別途、諸経費として20,000円、教材費として1科目1,200円程度、入学時にIDシステム利用料として20,000円が必要になります。

なお、八洲学園高等学校は国が高校の学費の一部を負担する「就学支援金制度」が利用できます。

世帯年収が590万円未満の家庭は1単位あたり最大12,030円（それ以下の場合は相当金額）、590万円～910万円未満の世帯は1単位あたり最大4,812円が支給されます。

八洲学園高等学校にはいくつかのクラスがあり、それぞれに学費が異なるので、詳しくご説明します。（クラスはキャンパスによっては実施していないものがあります。）

ベーシッククラスの学費

（※：年間27単位の場合）
別途、教材費が1科目あたり1,200円程度かかります。
ベーシッククラスのクラス費には、オプションプログラム費が含まれています。

就学支援金制度を利用すると、年間の学費は世帯年収が590万円未満の家庭の場合520,000円、世帯年収が590万円以上の家庭の場合は660,076円になります。

ベーシッククラスの内容

週5日登校して、授業を受けるクラスです。

毎日登校することで、クラスの友達と親しくなり、全日制高校のような高校生活が楽しめます。

主要5教科の学習のほかに、一般常識や好きな科目を選べる選択授業などがあります。
主に基礎学力の向上をめざしていますが、進学を希望する人には受験対策も行っています。

また、サークル活動や学校行事もあるので、3年間がアッという間に過ぎてしまうでしょう。

5年制クラスの学費

（※：年間27単位の場合）
別途、教材費が1科目あたり1,200円程度かかります。
5年制クラスのクラス費には、オプションプログラム費が含まれています。

就学支援金制度を利用すると、年間の学費は世帯年収が590万円未満の家庭の場合520,000円、世帯年収が590万円以上の家庭の場合は660,076円になります。

1年次から3年次までは受ける単位の数だけ授業料（10,000円/1単位）と教材費がかかりますが、4年次、5年次は下記のようになります。

このように授業料や教材費がかからず、クラス費は20万円安くなるので、1年次～3年次の約半分で済みます。

5年制クラスの内容

「3年間で卒業」という縛りをなくして、時間をかけて5年で卒業をめざすクラスです。

小学校や中学校の学習でつまずいてしまって高校進学をあきらめている人や、不登校だった人、対人面で不安がある人、発達障害などさまざまな事情で全日制高校に行くことが不安という人でも、先生が個別に学習計画を立てて、高校卒業までサポートしてくれます。

社会に出ることが不安な人には、卒業後の生活を視野に入れたトレーニングやサポートをしています。「高校を卒業すればそれでいい」ということではなく、しっかりと生徒一人ひとりの将来を考えて指導しているところが特徴です。

マイスタイルクラスの学費

（※：年間27単位の場合）
別途、教材費が1科目あたり1,200円程度かかります。

就学支援金制度を利用すると、年間の学費は世帯年収が590万円未満の家庭の場合320,000円、世帯年収が590万円以上の家庭の場合は460,076円になります。

マイスタイルクラスの内容

週に1日～3日、午後だけ登校するクラスです。

高校卒業までの学習計画を先生と一緒に考えて、途中で進み具合を見ながら取り組んでいきます。

アルバイトやさまざまな活動をしたい人、毎日登校するのは心配という人におすすめです。

ホームサポートクラスの学費

（※：年間27単位の場合）
別途、教材費が1科目あたり1,200円程度かかります。

就学支援金制度を利用すると、年間の学費は世帯年収が590万円未満の家庭の場合320,000円、世帯年収が590万円以上の家庭の場合は460,076円になります。

ホームサポートクラスの内容

主に自宅学習を中心に取り組むクラスです。学校に登校して学習することも可能で、その場合は完全な個別指導で同級生の目を気にすることなく勉強ができます。

スクールカウンセラーによるカウンセリングもあるので、さまざまな不安や悩みを相談してみましょう。

ホームサポートクラス（家庭訪問学習を希望される場合）の学費

（※：年間27単位の場合）
別途、教材費が1科目あたり1,200円程度、ホームサポート費として1時間8,000円（交通費含む）がかかります。

就学支援金制度を利用すると、年間の学費は世帯年収が590万円未満の家庭の場合20,000円、世帯年収が590万円以上の家庭の場合は160,076円になります。

ホームサポートクラス（家庭訪問学習を希望される場合）の内容

自宅学習を行うホームサポートクラスの生徒を対象に、先生が家庭訪問をして指導を行うものです。

自宅学習でわからないところがあると先に進めないとか、計画通りに取り組めないといった人におすすめです。

通信クラスの学費

（※：年間27単位の場合）
別途、教材費が1科目あたり1,200円程度かかります。

就学支援金制度を利用すると、年間の学費は世帯年収が590万円未満の家庭の場合20,000円、世帯年収が590万円以上の家庭の場合は160,076円になります。

通信クラスの内容

登校は学校が定めたスクーリングの日だけで、完全予約制です。学習は自宅（または好きな場所）で行い、レポートを提出します。

他のクラスが自由に登校できるのに対して、通信クラスは決められた日だけ登校する点が大きく異なります。

登校日には単位修得のための集中試験と集中スクーリングを受けますが、事前に教科書やネット、テレビ・ラジオなどで講座を受けてレポートを提出する必要があります。

社会人や子育て中の人、バイトをしている人などにおすすめです。

八洲学園高等学校の特徴・メリット

八洲学園高等学校は1992年に開校した通信制高校で、学校法人八洲学園が運営しています。現在は関西地方と首都圏にキャンパスがあります。

今までに多くの生徒が卒業。卒業率が高いのが特徴です。その理由は単位が修得しやすいシステムや入学から卒業まで一貫したサポート体制にあります。

オプションプログラム

八洲学園高等学校にはオプションプログラムがあります。

高校卒業のための授業とは別に、将来のために専門的な学習や実習を行うもので、内容はキャンパスによって異なります。
また、生徒にアンケートを採って人気が高いものやニーズがあるものを取り入れているのが特徴です。

オプションプログラムの費用はベーシッククラスと5年制クラスのクラス費に含まれているので、自分のやりたいプログラムに取り組めます。

オプションプログラムはキャンパスや年度によって内容が異なりますが、ここでは一例をご紹介します。

プログラムによっては提携している専門学校でレッスンを受けることもあります。

また、卒業後は優先的に提携先の専門学校に進学できるケースもあるので、キャンパスで聞いてみてください。

八洲学園高等学校の偏差値

八洲学園高等学校に入るのに学科試験はありません。そのため、偏差値も存在していません。

また、中学校の内申書で合否を判定するということもないので、安心して願書を出してください。

八洲学園高等学校の入試内容

八洲学園高等学校の入試には、試験も面接もありません。

学校説明会出席と面談が必要

八洲学園高等学校は通信制高校で、全日制高校とはシステムが異なります。また、いくつかのクラスがあるので、願書を出す前に必ず学校説明会に出席しましょう。

その上で希望するキャンパスに行って、面談を行います。

これは学校の教育方針がどのようなものかの説明を受けて、生徒がきちんと理解した上で入学を希望するかどうかの確認を行うものです。

緊張せずに先生の質問に答えて、自分の気持ちを伝えるといいでしょう。

八洲学園高等学校の進学実績

2020年度の実績は下記の通りです。

• 中央大学　　
• 帝京大学　　
• 法政大学　　
• 神奈川大学　　
• 大阪府立大学　　
• 近畿大学　　
• 関西学院大学　　
• 甲南大学　　

など

八洲学園高等学校は30年以上の歴史があるので、多くの大学や短期大学、専門学校に指定校推薦枠があります。

そのため、進学しやすい環境が整っています。くわしいことは各キャンパスで聞いてみましょう。

八洲学園高等学校出身の有名人・芸能人

八洲学園高等学校出身の有名人や芸能人は、ほとんど公開されていません。

公式サイトには載っていないため真偽の程は定かではありませんが、元ジャニーズの今井翼さん（タレント・歌手）が八洲学園高等学校出身という噂があります。

通信クラスやマイスタイルクラスは登校日数が少ないので、芸能活動やスポーツで頑張りたい人にとって無理なく卒業できるシステムだと言えるでしょう。