不登校の相談先や窓口一覧!悩みを解決できるかも?
子どもが不登校になった場合、相談をしようと思ってもどこに相談をすればいいのか分からない方は多いです。
そこで今回は不登校の中学生や高校生を持つ親御さんや本人を対象に、悩みを解決することができる相談先や窓口を紹介しています。電話やメール相談も可能ですので参考にして下さい。
電話やメール相談もOK!不登校の相談先や窓口一覧!
悩んでいることや辛いこと、嫌なことを相談することにより、心身が落ち着くだけでなく、適切なアドバイスをもらえたりするため相談機関を利用することは大切です。
ここでは、不登校の高校生が相談できる相談先について紹介していきます。
相談先のURLや検索の方法なども記載しているので、ぜひ参考にして下さいね。
ひきこもり地域指導センター
社会福祉士、精神保健福祉士、保健士、臨床心理士や引きこもり支援コーディネーターなどが在籍しており、引きこもり相談窓口などを設けています。
さらに地域における関係機関とのネットワーク構築、ひきこもり支援に関する情報発信など、地域におけるひきこもり支援の拠点としての役割をしている機関です。
「ひきこもり地域支援センター」への問い合わせ方法
「ひきこもり地域支援センター」の設置状況
https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/000515493.pdf
こちらのPDFファイルに設置情報が記載されているので、お住いの地域から近いセンターを探した上で、問い合わせしてみましょう。
教育相談センター
教育相談センターへは、都道府県や市区町村が運営しており、費用は基本的に無料です。
教育相談員、心理相談員、福祉相談員、医師などの専門家によるカウンセリングを行っている機関です。
「教育相談センター」への問い合わせ方法
- お住まいの地域の役場から問い合わせる
- インターネットで「お住まいの地域 教育相談センター」と検索して問い合わせる
こちらの2点の方法があります。
チャイルドライン
チャイルドラインは18歳までの子どものための電話相談窓口です。認定NPOが運営している機関で、費用は無料です。
ボランティアの大人の方が、相談者の気持ちを大事にしながらアドバイスをしてくれます。
「チャイルドライン」への問い合わせ方法
フリーダイヤル:0120-99-7777
(受付時間:月曜日~土曜日 午後4時~午後9時)
「チャイルドライン」についての詳細は下記をご覧下さい。
公式サイト:http://www.childline.or.jp/
子どもの人権110番
子どもの人権110番は法務省が運営している電話相談窓口で、費用は無料です。
不登校や、いじめや体罰、親による暴力や暴言など、人権に関わる相談を受け付けており、法務局員(または人権擁護委員)が相談に応じてくれます。
「子どもの人権110番」への問い合わせ方法
フリーダイヤル:0120-007-110
(受付時間:平日午前8時30分~午後5時15分)
「子どもの人権110番」についての詳細は下記をご覧下さい。
公式サイト:http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html
24時間子どもSOSダイヤル
24時間子どもSOSダイヤルは、文部科学省が運営しており、費用は無料です。子どもだけでなく、保護者も相談することができます。
24時間相談に応じてくれるので、悩みを抱えてしまう前に相談してみましょう。
「24時間子どもSOSダイヤル」への問い合わせ方法
フリーダイヤル:0120-0-78310
(受付時間:夜間休日含む24時間)
「24時間子供SOSダイヤル」についての詳細は下記をご覧下さい。
公式サイト:http://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
不登校の中学生や高校生が抱えやすい悩みとは?
人間関係への恐怖や不安
不登校の中学生や高校生は人間関係への恐怖や不安を抱えやすいと言えるでしょう。
小学生と違い思春期の真っ只中のため、自尊心が強いながらも繊細になりやすい時期です。そのため新たな人間関係を築くのが、小学校の頃と比べると難しくなっています。
また、「人と関わるのが怖い」「傷つけられるような言葉を言われるのではないか」と人間関係に対し、恐怖や不安を感じてしまうといった悩み抱えやすくなります。
将来に対する不安
不登校の中学生や高校生が抱えやすい悩みとして、将来に対する不安も挙げられます。
大人に着実に近づいているのか身にしみて感じるため、「自分が将来に何になりたいのか分からない」「やりたいことがない」といった思いから将来に対する不安を抱きやすくなります。
また、大人になるという怖さによる漠然した不安も抱えやすいと言えるでしょう。
このままでは卒業できないという不安や焦り
全日制高校に籍を置いている高校生の不登校の状態が続くと出席日数が不足し、高校を卒業できなくなります。
「学校に行かないと卒業できない・・・」「出席日数がこのままでは足らなくなってしまう」など差し迫られた状況になり、不安や焦りが生まれてしまうのです。
更に、不安や焦りの状況が不登校の高校生に押し寄せる→不登校である自分自身を責めてしまうといった悪循環が繰り返してしまうことで更に心身のバランスが崩れやすくなってしまいます。
このようにこのままでは卒業できないという不安や焦りは不登校の高校生が抱えやすい悩みでもあり、更に軽視できない問題であると言えるでしょう。
不登校に悩む方は通信制高校へ転入するのもおすすめ
相談機関を利用し悩みを相談することで心身は楽になりますが、抱えている悩みを根本から変えていくのもオススメです。
通信制高校は、不登校高校生が抱える上記の悩みを解決しやすいと言えるでしょう。
- 人間関係への恐怖や不安
- 将来に対する不安
- このままで卒業できないという不安や焦り
また、通信制高校へ転入すると、環境が一気変わるので心機一転、心を入れ替えて高校生活を送ることも可能です。
出席日数も年に数回程度でOKで、高校卒業資格も問題なく取得することができます。
不登校の高校生の相談先や窓口まとめ
不登校の高校生が不安や悩みを相談できる機関は各地域に存在しますので、悩みを深刻に抱えてしまう前に今回紹介した相談先を利用してみましょう。
また、根本から悩みを取り除きたいという不登校の方には、通信制高校へ転入することは非常に有効な方法と言えるでしょう。
通信制高校への転入を検討する場合は、資料をしっかりと見て説明会や見学をした上で決めるようにすることが大切です。
資料請求は無料なので、まずは以下のリンクから転入できる通信制高校のパンフレットを取り寄せて見てください。