中学の友達が不登校に!あなたに知って欲しい接し方
中学校の友達が不登校になると、「自分にも何かできるのではないだろうか」と考えてしまうと思います。その優しさは不登校の友達を救う上でとても重要です。
当記事ではそんな不登校の中学校の友達との接し方を紹介していきますので、ぜひ参考にして下さい。
中学生の友達が不登校になったときの接し方は?
周りの友達が急に不登校になると心配ですよね。
周りの子たちは「そのうちくるよ〜」と軽い感じで言ったとしても、心配だと見逃すことはなかなかできない子も多いはずです。
そこで、中学生の友達が不登校になったときの接し方について見ていきましょう。
今まで通りに接する
友だちが不登校になった場合、不登校になる前と同じように接するようにしてください。
不登校になっている人は、学校に行けないことに自分を責めがちで心を閉ざしてしまうこともあります。
ですが、本当は「今の不登校の状況は辛い。どうにかしたい・・・」と思っています。
そのような想いを抱えているときに「不登校の人」として接すると、余計に辛くなってしまい自信もなくなってしまいます。
ですので、不登校であることを意識せずに接してあげましょう。
プリントなどを届けに行ってみる
不登校になっている友だちのお家にプリントなどを届けに行ってみましょう。
トラブルの原因となった人やその引き金になる人は、届けに行くのは辛いことを思い出してしまい心身のバランスが崩れてしまう可能性があるため、避けるようにしてください。
プリントを届けに行ったあと、不登校の友だちの精神状態が安定しているようであれば、またプリントを届けに行ってあげたりお話するなどしてあげましょう。
逆に届けて帰ったあとに不登校の友だちの精神状態が不安定になるのであれば、プリントなどを届けに行くのは避けた方が良いかもしれません。
その場合そっとして、ゆっくりさせてあげましょう。
学校以外にも居場所があることを伝える
不登校になっている友達には、学校以外にも居場所を作ることができるという旨を伝えましょう。
- 学校がすべてではないということ
- 学校以外で楽しく過ごしてもいいんだよということ
学校以外でも楽しんでもなんの問題もありません。
むしろ今の精神状態を良くするためには学校以外に楽しむ場所が必要です。
しかし、不登校になっている当事者は、「学校以外行くところがない」「学校に行けないのに他のところに行って楽しんでいいわけがない」「学校の子にバレたら、サボりやズル休みって思われる」と、悲観的やネガティブに考えていることがほとんどです。
むしろ学校以外で人との関わりを持てる楽しい場所を作れるよう、面白いイベントなどを知っている場合は誘ってみましょう。
また友だちに意欲があるようであればお家で一緒に料理をしたり、ライブDVDを見るといったことをして楽しむのも良いかもしれません。
とにかくその友だちが好きそうなことをどんどん一緒にチャレンジさせてあげましょう。
不登校になっても進学できる学校があることを伝える
不登校になっている友達も進路を決めなければいけない時期になると、焦りが出てしまうでしょう。
「不登校だと進学できる学校がないんじゃないか」「授業受けてないから成績よくないし、入れる学校なんてないよ」「毎日学校に行くなんて考えられない」というように思ってしまう子どもが多いです。
そんな不登校になっている子どもでも進学、卒業しやすいのが通信制という種類の高校です。
なぜ不登校になっている子どもに通信制高校が合うのか、その理由については次の章で解説します。
もし時間があるのであれば、不登校になっている友だちのために、通信制高校広場のようなポータルサイトを活用して通信制高校の資料請求をして渡してあげるのもオススメです。
参考リンク:通信制高校広場
不登校の中学生に通信制高校がおすすめな理由
不登校の中学生になぜ通信制高校がおすすめなのか、その理由について見ていきましょう。
登校(スクーリング)の日数が全日制と比べると圧倒的に少ない
通信制高校は自宅学習でレポートや課題をこなすのが基本であり、登校(スクーリング)の日数が少ないところがほとんとです。
年に数回の登校で済むというところから、中には1度も登校しなくても高校卒業資格を得られる通信制高校もあります。
ですので「毎日学校に通うのは無理・・・」という、不登校の子どもが思いがちなことは通信制高校ではほとんどありません。
学校によって登校する回数が異なりますので、不登校の子どもにあった登校日数のところを選ぶようにしましょう。
生徒一人に対してのサポートが充実している
通信制高校はスクーリングの際、少人数制を採用していたり、生徒一人につき先生が一人といったマイコーチ制度をとっている学校などもあります。
いずれの通信制高校も一人ひとりの生徒に対しサポートがしっかりとしているのが特徴です。
入学しやすい
通信制高校は学力を重視していないところが多く、入学試験の際も学力よりも面接や作文といった意欲面の方が重視されます。
また、登校日数が少なく人数制限がないおかげで受験をすればほぼ確実に受かるので、一般的な全日制と比較して入学しやすい高校と言えるでしょう。
そのため、「授業受けてないから成績よくないし、入れる学校なんてないよ」と思っている不登校の子どもも入学することが可能なのです。
カウンセラーを配置しているところが多い
通信制高校の場所にもよりますが、カウンセラーを設置している通信制も多く存在します。
一般的な全日制高校と比較して、メンタルサポートをしてくれるなど相談しやすい環境が整っているため、不登校の子どもに優しい学校でもあります。
心配な方は、不登校の生徒に対するサポートが充実しているタイプの通信制高校を選ぶようにしましょう。
通信制高校の入学基準については以下の記事をチェックしてください。
不登校でも通いやすい通信制高校を紹介
中央高等学校
中央高等学院は週一回からのスクーリング(登校)からスタートし、個別対応でゆっくり学校に慣れることから始めます。
電話相談などで連絡をしっかり取り、場合によっては家庭訪問も行ってくれます。
長年の実績や経験に基づき不登校やひきこもりの生徒に対する個別学習指導も行っているので安心です。
また、勉強が苦手でも独自のレベル別講座を用いてじっくり学習することができるので勉強が苦手な生徒も通いやすい学校です。
一ツ葉高等学院
一ツ葉高等学院は生徒一人ひとりを大切にし、個別のカウンセリングやメンタルケア心理士によるトレーニングで精神面をしっかりとケアしてくれるため、不登校の子どもに優しい通信制高校です。
1クラス10人前後で行う少数人数での授業を行っている学校なので、集団が苦手な生徒も安心して授業を受けることができます。
また、61種類の科目数から自由に時間割を選ぶことができるので勉強のモチベーションも保ちやすいと言えるでしょう。
トライ式高等学院
不登校や引きこもりの生徒を対象に先生が家に訪問し、メンタルサポートを行ってくれる学校です。
全職員が「教育支援カウンセラー」の資格を所有しているのもポイントの一つ。
実際に通学できるようになった不登校や引きこもりの子どもが多数います。
また、マンツーマンでの指導を行ってくれるのでサポートが手厚い通信制高校です。
中学の不登校の友達への接し方まとめ
中学生の不登校の友達への接し方として大切なこととしては、以下の4点が挙げられれます。
- 今まで通りに接する
- プリントなどを届けに行ってみる
- 学校以外にも居場所があることを伝える
- 不登校になっても進学できる高校があることを教える
不登校になっている友だちのために通信制高校の資料を渡すことで、新たな道筋を示してあげることができるかもしれません。
通信制高校の資料請求は無料なので、不登校に強い通信制高校の資料を取り寄せて見てくださいね。